日本は本当に寛容さがない国になったんだな。ベビーカーに対してここまで嫌悪感を示すなんて。今回、久しぶりに東京に来たら、友人たちに赤ちゃんが出来ていたり、だれだれに赤ちゃんが出来たなんて話をたくさん聞くわけです。でも、こんな状況で育てるって大変だよね。あくまでも心の狭い一部の人が言ってることだと思うけど。私は電車で赤ちゃんと目が合ったら笑顔を向けるようにしています。
ベトナムだったら赤ちゃんがいるだけで人が寄って来ます。興味を示さないと「赤ちゃんは嫌いなの？」って言われることもあるくらいです。その感じも極端だけど、日本のこの感じよりはよっぽどまともだと思う。少子化対策で赤ちゃんつくらないヤツから税金取れって話があったけど、そう言いたい気持ちもわかる気がした。もちろん、私は払う側に回るわけですが。
◉子供を産んですみませんと思わせる社会（澁谷知美）
http://astand.asahi.com/magazine/wrnational/2012100100001.html
『ベビーカーを畳まずに乗車したってＯＫ！という立場から、「子供を産んですみません、と母親が思わずにすむ車内環境を作るにはどうしたらよいか？」という問いを解いてみたい。いいかえれば、肩身の狭い思いをすることなくベビーカー利用が可能な状況を構築するにはどうしたらよいか、ということを、あえて精神論に焦点を当てつつ検討してみたい（なぜベビーカーを畳まずに乗車したってＯＫ！と筆者が考えるのかは、論考のなかで追い追い明らかになる。それに、片手で赤ちゃんを抱っこしながら荷物を下げたベビーカーを畳むのが曲芸なみの技術を要することは容易に想像がつく）。そのためにまず、約40年前と変わらないこと、変わったことを整理してみよう。変わらないことは、すでに述べたように母親の肩身の狭さ。そして、その原因であるところの人びとの不寛容さである。2012年、ベビーカー利用に理解を求めるポスターに寄せられたのは、「ベビーカーが通路をふさぐ」、「ドアの脇を占領され、手すりを使えなかった」といった他の乗客からの批判だった』
◉澁谷知美さん 「ベビーカーは成人が３人乗ってきたと思えばいい。邪魔者扱いするな」（アルファルファモザイク）
http://alfalfalfa.com/archives/5957383.html
『「子供を邪険にしだしたら社会が終わる」「俺の人生はもう終わってるから社会も終わってくれてよし」』
