ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

京都サンガ、格下の長野に逆転負け。

 

ルヴァンカップ2回戦、京都サンガの初戦は現在 J3長野パルセイロです。カップ戦はリーグ戦で出場機会の少ない選手たちが観れるので楽しみです。

 

でも負けるのか。長野の高木監督は、曹貴裁監督が湘南で J1 から降格したときのヘッドコーチだったそうです。いつか曹さんとぶっ倒れるまでのサッカーをしたいと思ってた、そう言って泣いてました。振り返ります。

 

京都はいつもの 4−3−3 で、ポジション書くか。GKハーン、DF は左から飯田、三竿、宮本、松田。アンカーは福岡、IH は左が平戸、右が谷内田。FW は左から平賀、一美、鈴木です。長野は 3−4−3 だった。

 

福岡選手、谷内田選手、宮本選手以外は、あまり出場機会の少ない選手ですが、それだけにアピールしようと活発に動きました。特に一美選手ですね。惜しいシュートが何度もあった。

 

試合は京都がボールを支配して進みました。ボールを失っても取り返すのが早い。長野を押し込めました。そして14分、谷内田選手が蹴ったコーナーキック。ゴールエリアの密集から飯田選手がボールを押し込み、京都先制。

 

コーナーキック、ちゃんとファーに蹴って、それでシュートに繋げる。これは素晴らしかった。ニアで相手選手にひっかけるのとか観たくない。

 

さらに京都は攻め続け28分、今度は平戸選手が蹴ったコーナーキックから、平賀選手がフリーで GK の前に入り込みヘッドで決めました。2−0です。

 

2−0で勝ったと思ったわけでもないでしょうけど、ここから試合の雰囲気が変わってきます。

 

39分、長野の田中選手がゴールに向かうような鋭いボールを入れる。それをフリーで入ってきた三田選手が頭ですらしてゴール。三竿選手、慣れないポジションで、ゴールから離れて行く三田選手に着いて行けなかった。

 

前半は2−1で折り返します。正直、嫌な予感のする失点でした。それと大事なこと。失点シーンで素晴らしいクロスを入れた田中康介選手、サンガアカデミー出身です。

 

U15 日本代表が堺 JGREEN でやったアフリカの国との試合、観に行きました。マリノスにいる渡辺皓太と右サイドで躍動してた。今日の試合でも技術の高さを見せ、京都ペースだったのに、長野のペースに持ち込みました。元気で何より。

 

 

後半も京都は最初から攻め込むのですが、得点には至らず。ほとんどの時間を長野がゲームを支配する展開に。J3 相手でも後半にやられる京都なのか?

 

84分、左サイドから入ってきた西村選手が、フリーで逆サイドからペナに走り込んでき黒石選手にクロス。黒石選手はダイレクトでシュート。同点。このまま延長戦に。

 

 

このまま負けるパターンなのか。そう思い始めるが、流れを変える選手が登場します。前節の新潟戦、交代で出場したマルコ・トゥーリオ選手、チャンスで相手との接触で2度も簡単に倒れ、得点機会をふいにするシーンがあった。でも今日は違った。

 

ドリブルやシュートで技術の高さを見せ、流れを再び京都に持ってきたのです。同じく交代で入った安齋選手もスピードと技術で、相手を翻弄。畳み掛けるシュートシーンに迫力を感じました。しかし相手 GK キム・ミノにことごとく防がれた。この試合の MVP ですね。

 

 

京都のルヴァンカップは初戦で終了。それは仕方ないですが、後半にやられる試合が多すぎる。ここは思い切って、京都も前半、後半で、別の試合をやるのはどうでしょう。私は両サイドの佐藤選手、福田選手のスピードを活かすべく、勝ってようが負けていようが、3バックやって欲しい。

 

それと今日の収穫。マルコス選手の前残りはいける。ボール奪ったら素早く彼に預け、ひとりで形をつくってもらう。ウタカ選手みたいに2人DF が付けば、京都もやりやすくなるのでは? 辛い時期ですが、頑張って欲しい。次節はアウェイ・神戸戦。