ハノイの日本人

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明日はブラジル戦ということで、フランス戦まとめ。

明日はブラジル戦ですね。日本時間21:10キックオフです。本田は出れるんでしょうか? 先日のフランス戦、シェアハウスの引っ越しとかぶったので、1日早く引っ越ししてホテルで観戦したんですよ。なのに、後半の途中で寝てしまって。。。。 だって、フランスたいしたことなかったし。いや選手は凄かったですけど、それ言ったら日本の選手もそこそこ凄いですよ。フランスに勝利しても喜べないなんて、ずいぶん遠いとこに来ましたよね。



つまらなさの理由は一番下のリンク先で 杉山茂樹さんがポッドキャストで語られています。相手の攻撃が単調だったんですね。リズムの変化がなかった。私が寝てもしょうがない。後藤さんが語られていますが、日本がアジアのチームを攻めまくって、相手のカウンター1発で沈むってのとそっくりだったんですね。



◉日本、香川のゴールでフランスに勝利!!
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/live/jpn_20121012_01.htm
『前半総括:序盤からペースを握ったのはフランス。ベンゼマとメネスを中心に日本ゴールを何度となく襲い、決定機を作っていく。ぬかるんだピッチに苦しんでいた日本も20分過ぎからようやく反撃を開始し、素早いパスワークから相手ゴールに迫るが、フィニッシュまで持ち込めない。すると30分過ぎからは再びフランスの猛攻を受ける展開となり、38分にはベンゼマのFKからピンチを迎える。GK川島の好守もあり、何とか前半を無失点で切り抜けたが、後半に向け、打開策が求められる展開となった。』
『後半総括:後半に入ってもペースは変わらず、フランスが押し込む展開が続く。日本は17分に乾を投入し、反撃を試みる。その乾がドリブル突破からチャンスを演出するなど、徐々に攻撃の形ができてくる。それでもリベリーが交代で入ったフランスはさらに攻勢を強めると、終盤は両チームが打ち合うオープンな展開となる。そんな中、均衡を破ったのは日本だった。43分、相手CKからカウンターを仕掛けると、今野、長友とつなぎ、最後は香川がボレーで押し込み、待望の先制点を挙げる。このまま逃げ切った日本がフランスから歴史的な勝利を挙げた。』


ザッケローニ監督「日本は勇気もってプレーした」フランス戦後会見
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/text/kaiken/201210130002-spnavi.html
『――昨日の会見で、イタリアのサッカーはインターナショナルレベルでも、そのイメージが変わってきていると語っていたが、今日の試合では、しっかり守ってカウンターで得点するという、クラシカルなイタリアサッカーだったのではないか。それとデシャン監督は、日本の危険なプレーヤーは長友佑だと答えていたことについて、どう思うか?(イタリア人記者)
 ひとつめの質問だが、世界的に知られているイタリア式サッカーとは、エリア内に7〜8人をかけて守るスタイルだ。うちはそれをしたわけでない。前半は押し込まれて、日本はシャイなところがありすぎたが、その中でも右サイドは作れていた。(逆に)左はそれほどうまくいかなかった。前線の3枚は、香川、ハーフナー(・マイク)、清武(弘嗣)。そして中盤では、中村(憲剛)、長谷部(誠)、遠藤(保仁)という人材がいるが、もともとこの3人はトップ下としてプレーしてきた選手たちだ。またセンターバック2枚は、もともとボランチだったし、サイドバック2人はウイングと呼んだほうがいいかもしれない姿勢を持っている。このチームの特徴は、受けに回るのではなく、(自分たちから)仕掛けることで、良さが出てくる。フランスとの戦いの中で、相手の中盤の真ん中に厚みがあったので、サイドに起点を作って仕掛けていこうと指示を出した。後半は、それができたのではないか。後半の最後のところで、相手が結果を求めてチームのバランスが崩れたところを、うまく突くことができた。それと長友がMVPということだが、確かによくやってくれたと思う。しかしわたしは、彼だけでなく全員がよくやってくれたという印象を持っている。』


◉清武、乾など若手の活躍、フランス戦は世代交代への大きな転換点(後藤健生
http://www.jsports.co.jp/press/article/N2012101400353302.html
『普段戦っているアジアの相手とは、パス回しのスピードがまったく違った。日本の中盤での守備はまったく機能しない。メネズ、ベンゼマなどが、次々とマークを振り切って日本のゴールを脅かす……。逆に、日本の攻めはまったく機能せず、前線にボールをつなぐこともできない状態が続いた。ワントップのハーフナーは、まったくボールが収めることができない。こういう、防戦に追われる試合でこそ、前線でボールをキープできる本田圭佑のフィジカル的な強さが必要だった。(中略)サッカーというスポーツでは、あれだけチャンスをつかみながら点が取れないという展開が続くと相手にリズムが生まれ、カウンターから危険な状況が生まれるものだ(そのことは、アジアの相手と戦うときに日本がさんざん経験してきた)。後半に入ると、やはり押し込まれる中でも、日本にもカウンターからのチャンスが生まれ始めた。58分に初めて、きちんとビルドアップして形を作り、中村のシュートで終わる場面があった。リズムが生まれるのを待っていたのか、その直後、ザッケローニ監督が長谷部に見切りをつけて細貝萌を入れ、中村に代えて乾貴士が投入された。(中略)試合内容とすれば、とても褒められたものではない。アジアとの違いを痛感した試合だった。ワールドカップ本大会で強豪と戦って結果を残すためには、今後こうしたハイレベルの相手との試合を数多く経験することが必要になる。ただ、そんな苦しい試合でも「アウェーでの勝利」という結果を残せたのは、大きな自信になるはず。また、苦しい戦いの中で、清武、乾、酒井宏のような若い選手が活躍したのは明るい話題だ。サンドニでの苦しい戦いは、世代交代への大きな転換点となるのではないだろうか』


ああ、世代交代しようと言われていますね。でも、前線の選手は結構若いので、実際に言ってるのはボランチの選手のことでしょうね。杉山さんはテストマッチなのに勝利を追求した日本と、文字通り選手のテストをしたフランスという話をされています。でも、フランスと競れたのは収穫だと。あと香川の感覚のズレについて。


◉ザックばらんにザックJAPAN iTunes Podcastに公開されました(杉山茂樹
http://blog.livedoor.jp/sugicc402/archives/4313760.html