電子書籍にしようかと思ってたんですけど、ジャニーズ推理ファンを増やすために、こっちに書きますよ。記念すべき50回目の「ジャニコノ」です。今回の歌詞は 嵐『 Face down 』から「♪ 素顔を見せないままEscape」です。過去の分は一番上の記事一覧から入って見てください。でも、書き直しが必要なのも多いと思います。
さて、嵐『 Face Down 』です。前からタイトルが気になっていました。辞書で見ると「顔を下げて」「表を下にして」とあります。また、facedown の一単語では「対決」という意味もあるようです。しかし、いまひとつ何を表してるかわからないでいました。山田涼介のソロデビュー曲を聴くまでは。やはり、トップグループ制と関係していたんです。トップグループ制の説明は以下で読んでください。無料ページで読めます。
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◉ジャニーズのトップグループ制と現在のトップ嵐
http://p.booklog.jp/book/62547
電子書籍をだしました。買ってください！
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順を追って説明して行きましょう。まず、2011年11月で ジャニーズが新しい時代に入ったという話は以前に書きました。末尾２の年に、これまでもジャニーズ事務所は方針の転換を行って来たという話です。今回は少し前倒して 2011年11月に行われたようです。Sexy Zone のデビューの月です。そして、同時に 嵐 のシングルでもメッセージが込められていました。以下は最近の 嵐 のシングルです。
◉ 迷宮ラブソング ／ 嵐（36thSg、2011年11月２日）＊謎解きはディナーのあとで
「♪ たとえば 誰かが君を惑わせ 迷宮に迷い込んでも 僕がきっと その手を強く 引くよ」
◉ ワイルド アット ハート ／ 嵐（37thSg、2012年３月７日）＊ラッキーセブン
「♪ そう 暗闇の中で たとえ倒れたときは この手差し伸べるから」
◉ Face Down ／ 嵐（38thSg、2012年５月９日）＊鍵のかかった部屋
「♪ 君は摩訶不思議 素顔を見せないままEscape 」
◉ Your Eyes ／ 嵐（39thSg、2012年６月６日）＊三毛猫ホームズの推理
最近の 嵐のシングルは推理ドラマの主題歌ばかりでした。私はそれをテレビの事情だと考えていました。やっぱり人の生死に関わるドラマは視聴率が取れるのだろうと。しかし、そうではありませんでした。シングルにメッセージを込めるために、わざわざドラマの題材を「推理」にしていたのです（さすが、ジャニーズ！）。そして、そこに込められたメッセージを解読することが、今回の You のミッションである！
えっと、嵐のこの４枚のシングルは、新しい時代が来ることを伝えています。『迷宮ラブソング』と『ワイルド アット ハート』では、君のそばにいると これまで同様に力強い言葉が並びます。しかし、ジャニーズ事務所が 50周年を迎えた 2012年４月の後に発売された『 Face Down 』では、君を見失ったと告白します。上の「 Escape 」という歌詞です。そして、今年最後のシングル『 Your Eyes 』では「♪ 新しい夜明け 始まりの Light 」という歌詞が登場しているのです。
一連のシングルに本当にこのようなストーリーがあるのでしょうか？ あるんですよ。電子書籍ではデビュー曲からのストーリーについて話しました。そして、上の４枚のシングルの前、35枚目のシングル『 Lotus 』には「♪ 物語（ストーリー）始まる」とまで書いてあったのです。もう昨年から教えてくれていたんですよ。気づかなかった！ これじゃ、みんな死んでから謎解きを始める 金田一耕助と同じだよ。
さて、新しい時代が来るとしても、それは 嵐にとっての新しい時代かも知れません。そうですよね？ でも、そうではないのです。もうすぐ発売になる 山田涼介のソロ『ミステリー・ヴァージン』がそれを証明しています。そこには「♪ 本当の君の姿を解き明かして見せる 僕は」とあります。作詞は 山田涼介 となっていますが、たぶん、これはジャニーさんでしょう。少なくとも歌詞の内容についてアドバイスはしていると考えます。嵐がそのままにした「謎」を「僕は」解き明かす、と歌わせているのです。
嵐のファンのみなさん、怒らないでくださいね。これは私の推理です。正解しているかはわかりません。そして、嵐 の魅力とはまったく別の話です。ジャニーズ事務所にはトップグループ制があって、それはずっと続いて来たシステムなんです。これで 嵐 が終わるという話ではありません。嵐が SMAP に代わってジャニーズのトップに立ったように、次の時代がもうすぐやって来るという予想です。例えそうなったとしても、SMAP が変わらず人気があるように、嵐の人気も変わらないでしょう。トップの座から離れた 嵐が自由になり、攻めの楽曲をリリースすることを待っています。（つづく）
