ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

2015年 アイドルソング BEST10!

正直に言うと、アイドルブームは昨年がピークだったかな・・・ だって、2014年は つんく♂さんの天才が爆発してましたからね。今年はメジャー系の元気がなかった。なんでしょうね? ももクロも、KPPも、BABYMETALも、でんぱも、ライブでは存在感を示してるんですが、楽曲に関しては決定打に欠ける感じ。一方でインディーズは今年も元気でした。アイドルの素晴らしい作品は沢山リリースされています。いい曲いっぱい。今年も私のベスト10を選びます。



◉2014年 アイドルソング BEST10!
http://d.hatena.ne.jp/wakita-A/20141226/1419599559
http://d.hatena.ne.jp/wakita-A/20141229/1419849870


◉2015年 アイドルソング BEST10!
1位 3776『3776を聴かない理由があるとすれば』(アルバム)
2位 maison book girl『bath room』(アルバム)
3位 アンジュルム『大器晩成』『乙女の逆襲』『臥薪嘗胆』
4位 ゆるめるモ!『解体的交歓〜真夜中のヘヴィ・ロック・パーティ〜』(アルバム)
5位 Negicco『ねぇバーディア』『BLUE, GREEN, RED AND GONE』


ベスト5中3つがアルバムになりました! このベスト10でアルバムを入れること自体が初めてなんですけどね。でも、この3枚本当に素晴らしいですよ。まずはライブを観て来た「富士山ご当地アイドル 3776」から。シングルで『3・11』が出たときからベスト3に入る名曲だとは思っていました。でも、アルバムの感動はそれを超えてたんです。




女子アイドルってシングル買っても、アルバムに全曲入ってたりするじゃないですか? トリプルA面って全部アルバムに収録されますって意味ですからねw でも、3776の場合はまったく別の体験として聴けたんですよ。『3・11』にしても『春は巡る』と続けて聴くことで泣いてしまうくらいの感動ですよ。だけど、CDでは感動しても、ライブに行ったら「あれ?」ってことがあるじゃないですか。なので少し怖かったんですけど、ライブはさらに素晴らしかったですね。迷わず1位です!


◉ヒロインたちのうた。第24回: 石田 彰(南波一海)
http://www.cdjournal.com/main/special/song_of_the_heroines/645/24
http://www.cdjournal.com/main/special/song_of_the_heroines/645/242
『第24回のゲストは、富士山ご当地アイドル“3776”のプロデューサー石田 彰が登場。トータルタイム“3776秒”とこだわりに満ちた傑作アルバム『3776を聴かない理由があるとすれば』が大きな話題を集めるなか、ユニークかつ起伏にとんだキャリアを前後編の2回にわたってじっくりと紐解いていきます。』



2位は maison book girl。いずこねこの楽曲をつくっていたサクライケンタがプロデュースするグループです。もうはっきりと個性のある作品ですね。これを入れるなら tofubeats だって入れてもいいし、もっと言えば SHISHAMO大森靖子だって入れてもいい気がする。でも、サクライさんは表現形態としてアイドルを選んでるんだと思うんですよ。アイドルに偏見がある人でも聴けるんじゃないでしょうか?




3位はスマイレージから改名したアンジュルムです。でも、つんく♂作品ではありません。誰が つんく♂さん外しを画策したんでしょうね? そんなことしても秋元康が大プロデューサーと呼ばれるわけがないのに。しかし、この影響は思ったよりも大きかった。アンジュルムからは福田花音田村芽実が卒業を発表。モーニング娘。からも昨年の道重さゆみに続いて、今年はエースの鞘師里保が卒業。また、こちらも改名させられた THEポッシボーからは秋山ゆりかが卒業と、つんく♂さん色の強いグループから次々と脱退者が続出してるわけです。Berryz工房の活動停止も明らかに関係してることでしょう。




つんく♂さんを中心にストーリーをつくって来たハロプロです。その存在抜きに進まなくてはならない2015年を、残されたスタッフも勝負の年と感じていたことでしょう。最初に披露されたのがアンジュルム『大器晩成』でした。生演奏でつくられた楽曲はハロプロの別格感を示すものだったと思います。作詞・作曲:中島卓偉、編曲:鈴木俊介。とりあえずは勝利したと言える作品でしたし、他にもいい曲がありました。ハロプロの女子人気が上昇した年でもありましたよね。



4位の ゆるめるモ! は今年一番聴いたグループです。アルバム『解体的交歓』は ゆるめるモ! が非常階段と一緒にやったライブを収録したものです。選曲はベスト盤的な物になってまして『スキヤキ』『虎よ』なども凄くかっこいい。最初聴いたときは鳥肌がたちました。アルバム『YOU ARE THE WORLD』もいろんな曲が入った力作でした。でも、壊すことより「どうやって築くのか?」に興味がある私としては、あまりのめり込めない感じだったんです。3776の歌う喪失感の方に共感する。いい曲ばっかりでしたけどね。





5位は Negicco でした。『ねぇバーディア』はレキシの池田貴史プロデュース。いいですよね。アルバム収録曲『BLUE, GREEN, RED AND GONE』も印象的。こちらはロロロの三浦康嗣プロデュース。1月8日には大阪でライブがあるのか。行きたいけど無理かな・・・ 前半はこんな感じです。