ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

クールジャパンが大方の予想通り税金の垂れ流し。

この前、ヤマカンこと山本寛監督のトークをニコ生で観ていました。映画『この世界の片隅に』をアニメ監督視線で語っておられ、とても面白かったです。それと「アニメーターはなぜ貧しいのか?」と岡田斗司夫さんが質問され、内情が語られています。専門学校ではアニメーター志望はいなくなり、声優志望ばかりになってしまったそう。日本でアニメがつくれなくなる時代が来そうです。タイムシフトで観れるので、ぜひ観てください。クールジャパンへの怒りも語られていましたよ。月刊誌『Wedge』の特集「クールジャパンの不都合な真実」から『成果なき「官製クールジャパン会社」の信じ難い実態』も貼っておきます。本当にひでえ。ちょっとは期待してたのに。


岡田斗司夫×山本寛「どうなるアニメ業界!?10月クライシスから宮崎駿復活まで とことん語るSP(ニコ生)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv275274088?ref=his
ゼロ年代を席巻した「ハルヒダンス」を生んだアニメーション監督のヤマカンこと山本寛氏。とオタクの地位を確立した元祖オタクの王、オタキングこと岡田斗司夫氏が再び対談! 10月クライシスを迎えたアニメ業界の悲鳴をふたりはどう読んだのか? 宮粼駿の復活宣言は日本アニメの滅びの前兆か、それとも福音になるか!?「この世界の片隅に」は傑作なのか!?』


◉成果なき「官製クールジャパン会社」の信じ難い実態(ヒロ・マスダ)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8306
『この思い込みが、国民財産の毀損と無駄遣いの温床になっている。その顕著な例が2011年に「日本を元気にするコンテンツ総合戦略」のもと設立された株式会社All Nippon Entertainment Works(ANEW)である。ANEWは、日本のIP(知的財産)を用いてハリウッド映画を作ることで、日本のコンテンツの海外展開を図り、その利益を日本国内に広く還流することで日本のエンタテイメント産業を再生するという目的で設立された。官民ファンドである産業革新機構から100%、60億円の出資を受け設立された映画企画開発会社である。また、ANEWの設立には監督官庁経済産業省も企画から深く関わっており、設立後に職員を出向させるだけでなく、クールジャパン官民有識者会議、首相官邸コンテンツ強化専門調査会、国会経済産業委員会でANEWの取り組みを推進してきた。16年10月27日で会社設立から丸5年が経過したが、これまで7作品の開発を発表しているものの、これらの映画が公開され配当を得るどころか、撮影に至った作品すら1本も存在していない。また、官報に掲載されている決算公告によれば、15年12月31日時点までの損失は14億4517万円に上り、何ら成果のないまま毎年赤字を垂れ流している経営状態が続いている』
  

クールジャパン推進会議メンバーのコレジャナイ感(NAVERまとめ)
https://matome.naver.jp/odai/2136213555871185801