ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

ゲンロン批評再生塾に行っております。

今月から東浩紀さんが経営されてるゲンロンの批評再生塾に通っています。第三期生ですね。月2回、東京に行って授業を受け、そのあと朝まで飲み会があり、新幹線の始発で京都に帰るのです。それだけじゃなくゲスト講師の方々から出題される課題を2000〜6000字書くことになっており、上位3名にはポイントが与えられます。その講評はニコ生で生中継。凄いでしょ? しかも9ヶ月間のレースの優勝者が商業誌デビューを約束されてます。第二期の模様はこちら。



◉ゲンロン佐々木敦 批評再生塾
http://school.genron.co.jp/critics/#schedule


きのうの授業は佐々木敦さんとゲスト講師の大澤聡さん。どちらも批評の世界で有名な方です。って言うか圧倒的な能力を持った人たちですよ。この塾に通いだして毎日課題のことしか考えられなくなって、ずーっと変なテンションです。それがこの塾のいいところなんでしょう。とにかく他の受講生も熱心な人ばかりで、毎回刺激を受けまくり。第1回の課題では大敗したんですけど、ぜんぜんめげてません。ショックは受けてる。でもこれからだ。たぶん。


ゲンロン5 幽霊的身体

ゲンロン5 幽霊的身体

批評メディア論――戦前期日本の論壇と文壇

批評メディア論――戦前期日本の論壇と文壇


飲み会では佐々木敦さん(先生と呼ぶべきか)と話させていただきました。大学生の頃から音楽雑誌などで文章を読んで来た方です。私もいろいろ聞いてみたいことがありました。でもアイドルの話が中心になるとは思ってなかったw いっぱい話させていただきましたよ。佐々木さんの『ニッポンの音楽』は今回通うにあたってもう一度読み返してたんです。


70年代がはっぴいえんど、80年代がYMO、90年代が渋谷系小室哲哉ゼロ年代中田ヤスタカを中心にして書かれています。これらの人々はリスナー型ミュージシャンと佐々木さんは説明されていて、沢山の洋楽をインプットして、それを消化した上で自分の音楽を世に出しているという話です。私はこの本を『ニッポンのアイドル』として書き換えるというアイデアをぶつけてみました。というのも、これらの人々はみんなアイドルのプロデュースもしてますもんね? それはもちろん、独自の手法を確立したミュージシャンがこの本で取り上げられてるからでしょう。


あと第一期にも受講されていた劇作家の綾門優季さんとも話しました。彼はLOFT9で働いているとのことw ま、そのことよりも演劇のことを教えてもらおうと、いろいろ聞いていました。今回、演劇が好きな受講生が多いようです。その影響でNHK BS や WOWOWなどで舞台芸術も観るようになりました。みんなが注目している木ノ下歌舞伎も、次の上演時は必ず観たいと思います。京都の劇団なんですよね。



夢みるアドレセンス 『ララララ・ライフ』素晴らしい。かっこいいな。最高ですよ。作詞・作曲:西寺郷太。きっとここからが名場面。