しつこく書きます。なぜ、J-POP はいまだにメロディー中心なのか? ジャニーズ作品でおなじみ作詞家 zoppさんが「流行歌が更新されない理由」を語られています。これヤバい。これじゃ厳しいよ。海外の作家が「日本語を乗せるイメージでメロディを作ってない」とボヤいてます。そりゃそうだよ。日本以外の国はメロディーでなく、リズムに言葉乗せること想定して作曲してるんだから。とりあえず K-POP聴いてみて。
◉メロディーを中心にして音楽を聴いていない。
http://d.hatena.ne.jp/wakita-A/20170728/1501247633
『HIPHOP、ハウス、テクノ、音響を通過したリスナーは、メロディー中心で音楽を聴いてないんですよ。だから J-POPをつまらなく感じる。ロックDJ もその観客たちも4つ打ちの楽しさは知ってるんだから、メロディ+リズムにまでは行き着いた。そこから先を教えるのが音楽批評の役割だったんじゃないですか?』
◉作詞家 zoppが考える、“流行歌”が更新されない理由 「日本人の琴線に触れるメロディが減った」(リアルサウンド)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170812-00010007-realsound-musi
『ーー最近はカラオケでの歌いやすさを考えなくなっているんですね。カラオケのランキングも上位はずっと同じ曲ですし。
zopp:だから、最近の曲の中でも星野源さんは歌いやすいと思います。アレンジはシティポップのような感じで安心できますし、歌詞もタイトルも難しすぎない。「恋」は“恋ダンス”の効果だけでなく、メロディが口ずさみやすいというのもあって人気があるんでしょう。複雑で凝った曲は歌詞を乗せると歌いづらくなってしまいますが、最近はアイドルの場合でも、歌いやすいベタな曲は選ばれにくい。特に最近は海外の作家さんも多くなってきたので、日本語を乗せるイメージでメロディを作ってないんですよね。日本語を入れにくい細かいメロディがあると、そこには英語詞を入れることになる。でも、サビの頭の歌詞が英語だとキャッチーではなくなって、日本人の印象には残りづらくなります。』
もちろんカラオケ向けでメロディー重視の曲もあっていんですよ。でもそれが最強とか言われると・・・ 80年代にラップは歌えないからダメと言った音楽評論家・中村とうようさんを思い出しますね。それから30年も経ってるのに。スマホは高齢者が使えないからダメだと批判する感じか。日本のアイドルだっていい曲あるんですよ。東京女子流のこれとか。頑張ってほしいよ。ちなみに、松本隆さんはドラマーだからリズム意識して作詞してますよ。もちろん星野源も。