ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

眉村ちあきと森高千里。

 

さっきチャートの文章を書いたとこなんですけど。今日は音楽映画を観に行って、音楽のことばかり考えていました。さっきの Spotify の話も映画を観ながら考えてたんです。で眉村ちあき『ピッコロ虫』について。最初聴いたとき「愛の愛のドルを知っている」だと思って聴いてました。知ってるのか、凄いなと。これは眉村ちあき版『非実力派宣言』だろうと。実際には「愛の愛のドルを知ってよ」だった。知ってよと言っても、そんな奴らに理解はできないですよ。センスないんだし。堂々と最強アイドルを宣言したらよかったのに。でここからまた森高さんの話。

 

 

 

 

 

 

『非実力派宣言』とは森高千里さんが1989年に出した名盤です。このアルバム以降カヴァー以外はすべて自身で作詞を手がけています。なのに『非実力派宣言』。アイドル宣言をされてるんです。アルバム1曲目は『17才』。南沙織のカヴァー。つまり最初のアイドルと言われる人のデビュー曲を歌っているんです!!!!

 

私はその意味を考えていませんでした。これは「アイドル」をテーマにしたコンセプトアルバムだったのです。詳しくは書きませんが、そのコンセプトを考えたのは光GENJISMAPと同じく評論家の大塚英志さんだと思います。以前アルバム『古今東西』を聴いてて気づきました。その1曲目は『鬼たいじ』。SMAP『正義の味方はあてにならない』より先にここでヒーローの不在が歌詞にされていたんです!!!!    大塚さんはどこまで凄いんだ。