ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

ごはんができたよー。4

今日はいよいよ決戦の日。初戦のポーランド戦でかなり強いところを見せたセネガルとの試合です。試合は夜なので、現在ご飯を食べて桃を食べて、この文章を書いています。明日は移動日なので洗濯もしないとな。3戦目の試合があるヴォルゴグラードに行く飛行機は料金が高く諦めました。それで地図を見ながら近い都市チャリャビンスクから飛ぶことにしたんです。そうです、2013年に隕石落下が目撃されたあの街です。でも観光はできそうにありません。行くのに6時間とかかかるらしい。おかしい。移動時間も一応調べたはずなのに。まあ明日考えます。



6月19日(火)5:03サランスク、15:00日本 VS コロンビア
6月20日(水)6:13サランスク➡︎
6月21日(木)➡︎5:59エカテリンブルグ
6月22日(金)メイドカフェ
6月23日(土)パペット劇場、血の上の聖堂、オペラ鑑賞
6月24日(日)20:00 日本 VS セネガル


6月19日。モルドヴィア共和国の首都サランスクの駅に着きました。コロンビア人サポーターでいっぱいです。荷物を駅で預けて、とにかく街に出ました。夜行列車を予約したとき、確かにシャワーのマークがついていたんです。でも使えませんでした。この夜行はロシアが用意してくれた無料列車ではありません。3000円ほどと安いんですけど、通常の列車です。機内食みたいな晩御飯も出ましたよ。


でもここから情報です! 実は列車内にシャワーはあるんです。多分1箇所。次のエカテリンブルグに行くとき、車内で会った日本人が教えてくれました。食堂車の隣の車両にちゃんとしたシャワールームが存在しました。近くにいる乗務員に150ルーブル支払って使用。タオルなどは持参。時間制限は特になかったです。でもサランスクに行くときは知らなかった。スタッフもバイトの人らしく良くわかってなかったようです。


月曜日の朝に浴びたきり、水曜日の朝までシャワーは浴びれませんでした。かゆい頭で街を徘徊します。ホテルは諦めていましたが、シャワーくらい浴びれない? サウナとかないの? ホストタウンとして、それくらいは準備して欲しい。街を巡回している警官2人と遭遇。「サウナはありませんか?」と聞いて見ました。警官は他の都市からきてるそうです。日本でもそうですよね。サミットとかで他の県から動員される。なのでこの街のことは知らないようでした。


それでも頑張ってくれました。まだ早朝で暇だったこともあります。グーグル翻訳を使って会話します。「あなたはホテルを探していますね。私はいまあなたを抱きしめています」と音声が聞こえます。うん案内してくれるんだな。でも当然ホテルはいっぱいです。シャワーだけでも! ダメでした。サウナも通行人に聞いてくれました。でも近所にないらしい。2人には感謝してそこで別れました。


スタジアムの方に行ってみることにしました。途中のSUBWAYで酔っ払いに捕まります。ご存知の通りのサンドイッチ屋ですが、外に椅子席が設置されていて、そこで一晩中飲んでた地元民でした。シャワー使わせてくれと言ってみました。女性が携帯で友人たちに連絡してくれました。でも無理だったようです。ちょっとワルっぽい男が200ドルで泊めてやると言ってきました。それを断って立ち去りました。


この街では3食同じレストランで食べました。美術館を正面に見て、左側に回り込んだところにあります。その美術館にも行きました。高円宮妃久子さんが来られていたんです。メディア関係者がたくさんいたので教えてもらいました。この美術館はロシアを代表する彫刻家ステパン・エルジャの作品が多数展示されていることで知られています。


◉102年ぶりに日本の皇族がロシアを訪問:高円宮妃久子さまがサランスクにご到着
https://jp.rbth.com/lifestyle/80385-takamado-miyahi-hisako-denka-ga-hōro-2018-fifa-wārudokappu-shiai-ni
『久子さまはサランスクで、S.D. エルジャ記念モルドヴィア美術館も訪問された。アレクサンドラ・ロバノワ副館長がタス通信に語ったところによると、同館は久子さまに2枚のスカーフを贈呈した。「フェドート・ワシーリエヴィチ・スィチコフの作品をあしらったものが1枚。彼は、サランスクのすばらしい画家で、この美術館にも作品が展示されています。もう1枚は、久子さまをご案内申し上げた当美術館長、リュドミラ・コルチャノワ=ナルベコワの作品が施されたものです」久子さまはお返しとして美術館にペナントを贈られ、ご訪問の終わりには、来賓リストに署名をされた』


そう、このレストランに最初来たのは朝8時でした。隣のビルから出て来たおばあさんがロシア語で話しかけて来ました。それでシャワーを浴びたいと身振りで示します。任せておけって感じでビルに招き入れられました。そこにあったエステの人に交渉しています。でも断られました。トイレだけお借りしてビルから出ました。そしたら隣のレストランの人が話しかけて来て、後20分で開店するから来てくれと言われたんです。そうだ、ここのレストラン開店前に KinKi Kids『情熱』かけてたことを私は聞き逃さなかった。


ここのスープが美味しかったんですよ。英語表記ではポトフとなっていたかな。豚肉や内臓、野菜などがたくさん入って 170ルーブル(340円ほど)。おまけにガーリックトーストサワークリームもついてる。最高でしょう。肉料理も釜で焼いていてすごく柔らかかった。お昼には歩いてて知り合った日本人サポーターの2人を案内して、このレストランに再び来たんです。そのとき私らは食べなかったんですけど、先に書いた久子さんと遭遇したわけです。


試合後、夕方にもそこで食べました。さらに、駅前のパブリックビューイングで知り合った日本人サポーター2人も案内して、23時ごろにも食事しました。このお店1時までやってるみたい。しかも、早朝から入っていた女子店員たちがまだ働いてた。チップをあげました。まあ「4年に1度の海の家」だしね。このセリフはセルジオ越後が言ってました。稼げるときに稼げって意味でしょう。さすがや。




コロンビア戦は言うことなしですよ。最高でした。スタメンをFIFAサイトで見て、柴崎や昌子が入ってるのを見てテンション上がりました。ただ気になったこともあります。日本人サポーターが減りました。ここで会うことを楽しみにしていた人たちも何人かいたんです。ウルトラスの山崎さんとは試合2時間前、無言で握手を交わしました。厳しい試合を覚悟してましたから。あと南アフリカバンコクで出会った方とも再会しました。それ以外はまだ会えていません。まあ、みんなカテゴリー1で観てるのかもしれない。私は今回全部ゴール裏なので。


コロンビア・サポーターすごかった。特に国歌のときは鳥肌立ちましたよね。ブラジル大会を経験した人たちがワールドカップの味を覚え、今回大量に海を渡ったのかもしれません。ペルーもたくさん来てたし。5000人とか言われてますよね。コロンビア戦の日本人観客は。半減どころじゃない。ヨーロッパでやってるのに。ゴール裏もテレビに映るための仮装大会って感じでした。いや別に文句はないです。どんな格好でも来たらいい。でもサッカーが強いとか弱いとかだけでなく、そろそろワールドカップに疑問を持つ人が増えてるのかも? 実は私も・・・・(つづく)