エカテリンブルグからの航空券が高く、200キロほど離れた都市チェリャビンスクにきています。ワールドカップと関係ない街なので結構珍しがられます。一応、シベリア鉄道の起点の街であるとか、2013年に隕石が落ちた街だとか、そういう情報は得ていたんです。でも、もっと歴史的秘密のある都市だったんですね。
昨日、試合に行く前、もう１回メイドカフェ HOLY MAID CAFE に寄りました。ちょうどスタジアムに行く途中にあるんですよね。日本人サポーターも次々と来店してたんですけど、驚いたことにメイドさんの写真だけ撮って注文をせずに帰る人が何人もいました。ひどいな。
先日知り合ったロシア人がこの日もきてました。４人で親子丼を食べました。そして、お店の人にチェリャビンスク行きのバスが出ているバスターミナルへの行き方を教えてもらったんです。情報がなかったので助かりました。地下鉄で言うと８番の駅の２番出口を出てすぐ。FAN-IDを見せたら650ルーブルのところを100ルーブル割引でした。1100円ほど。
12:10発の15人乗りワゴン車でした。途中お昼ご飯休憩ありw ベトナムと同じで運転手さんの裁量で休憩時間を決められるようです。子供連れの女性が運転手さんが食事してるテーブルにきて、早く出発して欲しい的な交渉をしてるようでした。私たちもドライブイン的なその場所で食事しました。いつ出発するかわからないので運転手さんを視界に入れながら食事。
体育館の横にあるバスターミナルに到着。タバコ休憩もあったので実質３時間ほど。スマホを開き、ホテルを探します。しかし、歩いてる方向があってるか不安。信号待ちをしてる男性に話しかける。英語が話せる人でホテルまで案内するよと言ってくれました。大学生かと聞いたら高校生でした。暑いのとポプラの綿毛がすごくて、かなり疲れました。案内してくれた彼とは連絡先を交換して別れました。
それはそうと、チェリャビンスクに入る直前くらいにバスの車内から原発のような施設を見ました。水蒸気をもくもくと出してたんです。検索したところ、結構怖い話がザクザク出てきました。今はとてもきれいな街なんですけどね。ここは史上初めて原発事故が起こった場所でした。1957年にチェルノブイリ・クラスの大事故を起こし、1994年まで地図上から消された都市、秘密都市、閉鎖都市として、口に出すことも許されない場所だったようです。
