ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

竹内結子さんのドラマ。

 

竹内結子さんが亡くなられました。次々と有名芸能人の自殺が報道され、そのことに囚われて自分を見失う人も出はじめているようです。ここでは竹内さんの思い出を語ることにします。竹内さんと言えば、私にとっては松本潤主演ドラマ『夏の恋は虹色に輝く』でヒロイン役を演じた女優さんです。このドラマはまだ嵐の人気が盤石ではないころ放送されました。国民的アイドルSMAP の次として嵐はやっていけるのかというテーマのドラマになっていたんです。松潤は二世俳優の役。そして、竹内さんは海辺の小さな街の缶詰工場で働くシングルマザー。その二人が偶然に出会い、結ばれるまでが大体のストーリーとなっています。

 

 

普通に考えて、華やかな生活を送る二世芸能人と、缶詰工場で働くシングルマザーが恋愛することはありません。それを可能にしたのは、スカイダイビングをしていた松潤が突風によってパラシュートごと流されたからでした。雑木林に宙吊りされていたところを彼女が助けたことで、二人の関係は始まったのです。ところで、起こるはずないことが突風によって起きるドラマって最近観ませんでしたか? NETFLIXの『愛の不時着』です。男女は逆ですが。

 

 

韓国ドラマは日本のドラマやアニメなどの断片をバンバン入れてくるんです。韓国ドラマのデータベースには、日本のエンタメ作品がしっかりと入ってるんですよ。それはこちらの記憶をくすぐって来るんです。今、私が観ているドラマ『オレンジ・マーマレード』も鬼滅や亜人ポーの一族などの断片が挿入された韓国宮廷ヴァンパイヤモノです。ヴァンパイヤのヒロインは、さすがに竹を口に咥えてはいません。ですが、二人の出会いのシーンで主人公が毒蛇に噛まれたところ、彼女はわざわざ竹のストローを使って毒を吸い出します。それくらい意識的に引用してるんです。

 

彼女ははじめて味わった人間の血に興奮します。彼女の一族は人間の血を吸わないで生きているのです。動物の血で生きている。人間の血を吸う吸血鬼と、人間に害を与えない吸血族の対立もドラマの重要な要素になっています。でもこの予告編では現代の学園モノになってますね。これからタイムリープするのか? NETFLIX は韓国ドラマに集中的に投資しています。『保健教師アン・ウニョン』も面白いです。幽遊白書を思い出すような感じも。このドラマ予告の後半で鳴ってる音楽いいんだけど。これ何?