ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

ドラマ『 the GOOD WIFE 』を観る理由。

 

U-NEXT でドラマ『 the GOOD WIFE 』が期限切れになったので、他に何を観るか探しています。確かに昔の映画はたくさんある。多分、面白いのもある。だけど、私がいま観たいのはそれじゃない。例えば NETFLIX では韓国ドラマ『イカゲーム』が人気だそうです。日本のマンガのパクリだという指摘もあります。日本だとそういうことにうるさい人が多いから出来ないですよね。問題があるなら著作権を持ってる者が訴えればいいだけ。私はそこに新しい要素を入れればアリだと思うんですけど。視聴者はつまらないって批判だったら理由を書いていくらでもすればいい。面白ければ喜べばいい。下の動画、私はもちろん字幕で観てますよ。吹き替えは固有名詞出てこないから。

 

 

でもですね、日本は韓国ドラマを研究して真似してもダメです。韓国からではなく、アメリカのドラマに学びましょう。アメリカのドラマは凄いと思うんです。特に法廷を舞台にしたドラマと、猟奇殺人関係はw  アメリカは猟奇殺人大国で FBI のドラマが面白い。日本はいじめ大国だけど政治は無策で野放しなのでドラマにならない。韓国はアメリカの撮影技術と日本の豊富なソフト、マンガやアニメに目をつけました。素晴らしい。手法を学ばないといけない。日本のドラマは少し観た感じでもアップが多く、画づくりが貧しい感じがします。ドラマなんだから当然ですが演技力も必要でしょう。

 

『 the GOOD WIFE 』は、州の検察長官の夫ピーターが逮捕され、主婦をしていたアリシアが生活費を稼ぐため弁護士に復帰を目指すとこから始まります。13年もブランクがあり就活は大苦戦するのですが、大学時代の同級生ウィルが彼女の能力を買っていて雇ってくれるのです。大学時代、二人は惹かれあっていました。すれ違ったまま付き合うことはなかったのです。もし夫が逮捕されなければアリシアは自分の人生に不満も持たず、平凡な主婦として暮らしたはず。しかし、その不幸によって彼女の人生は輝き出すのです。シリアスな法廷ドラマの合間に、昼メロみたいなウィルとの情事が挿入されます。夫にそれを指摘されると逆ギレもします。コメディーでもあるのです。

 

アメリカの選挙もテーマになります。私が昨日まで観ていたシーズン5はこんな感じです。アリシアの所属する弁護士事務所には、ウィルの他にダイアンというもう一人の経営者がいます。ダイアンはアリシアの夫ピーターが州知事に当選すれば、最高裁判事に推薦されることになりました。そこで選挙で戦う準備をするのです。事務所で雇っている調査員カリンダに、自分の身辺調査を依頼します。ダイアンは自分にはスキャンダルなどないと信じていますが、有能なカリンダは彼女を丸裸にします。例えば、自宅のパソコンに人気ヴァンパイア小説を二次創作した、性的な表現の文章が書かれているのを発見するのですw

 

ダイアンは怒ります。私はそんな小説知らないし、書くはずもないと。それは彼女が雇っていた家政婦が暇な時間にパソコンを無断で使い書いたものでした。そんなことですら選挙では攻撃される可能性があるのです。どこからスキャンダルが発生するかわかりません。誰もそこから逃れることはできないのです。考えてみれば馬鹿馬鹿しい話ですよね。その対処でドタバタが起き、裁判で争われ、それはコメディの題材にされているのです。今回の自民の総裁選を観てて、そのぬるさにあくびが出ました。こんなの視聴率0だろ!

 

 

日本だと罪が曖昧なまま、有名芸能人が袋叩きにあうことも多いです。強い事務所であればスキャンダルは抑え込めます。それもわけわからん話です。叩かれる人物は10年経っても叩かれます。気持ち悪い話です。裁判で片付ければいいのに。東スポとか、文春とかワイドショーとか訴えましょうよ。犯罪でもないのにずっと攻め続けられるなんて異常だよ。髪型が変とか、ほっとけよ。いじめ大国から脱却しましょう。