ハノイの日本人

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京都サンガはまた引き分ける。

 

 

意地でも J2を最後まで盛り上げたい。そういう天の配剤を感じる京都 VS 山口でした。試合前はこういう試合が危ないと思っていました。山口は降格しかねない順位にいるチーム、戦力では圧倒的に京都が有利。でも終盤になるとそういう相手が危ない。高木大輔なんて、丸刈りまでして気合い十分。しかし、試合開始から京都も気迫あふれるプレーで、今日は負ける試合ではないと思いました。

 

前半はお互いに最後のところは譲らず0-0。そして、後半3分、宮吉選手の見事なループシュートで得点が決まったわけです。さらに10分後には相手の菊地選手が2枚目のイエローで退場! あんな場所で2枚目のイエローをもらうなんてあり得ない。山口は1人少ないメンバーで戦うことに。流石に勝ったと思うじゃないですか。ここから試合はもつれるんです。

 

京都は相手ゴール前に何度も攻め込むも、追加点が取れない。そして、後半34分にやられます。相手の最終ラインの選手が京都のディフェンスラインの裏にロングパスを放り込みます。それに合わせて相手FW選手が抜け出します。嘘でしょー。見事にゴールされました。京都はリスクを取って最終ラインを高く設定しています。荒木選手(ごめんなさい三沢選手だった)のプレスが軽かったのは言われるかもだけど、ある程度の失点は覚悟してるはず。だから、複数得点を取れるチームでないといけない。

 

とは言え、まだ時間はあります。もう少しのとこまでは行ってるんです。今日の京都はいい距離でパス回しができていました。決定的なシーンも何度もあった。後半43分、バイス選手のシュートが強烈にバーを叩いてゴールラインを超えました。しかし、ノーゴール判定。いやいや、バーに当たったボールの角度を観ても、完全に入ってるでしょ。ゴールを決めても誤審で取り消される。J2は最後まで目が離せません。曹貴裁監督の沈黙インタビューも試合以上の緊迫感だった。

 

首位を走る磐田が土曜日に愛媛と引き分けたんです。素晴らしい試合でした。なので京都は山口に勝てば勝ち点で磐田と並べる試合でした。しかし、前節に続いてまたも引き分け。おまけに3位の甲府が勝ち点で6差まで迫ってきた。2位の京都がヤバいと思う人が多いようですが、大声で言っておきます。案外、磐田の方がヤバいぞw この過密日程を見ろ!どやさ!! 2週間ちょっとで5試合。平均年齢の高い磐田が心配です(心配してる場合か!)。とにかく磐田に勝てばいいんだよ!

 

10月23日(土)磐田1-1愛媛

10月27日(水)天皇杯 磐田 VS 大分

10月30日(土)大宮 VS 磐田

11月3日(水)新潟 VS 磐田

11月7日(日)磐田 VS 京都

 

 

最後に、土曜日に行われた 甲府 VS 長崎も素晴らしい試合でした。両チームとも京都に勝っているので、注目した人も多いでしょう。中でも甲府ですね。Leoさんが甲府の伊藤彰監督をよく褒めていますが、確かにこのチームのビルドアップは上手いですね。選手の斜め後ろに立つとか、フリーなら自ら前に運ぶなど、基本を押さえたプレーも確認できました。もう1人 Leoさんが褒めてる監督、大分の片野坂監督が来季はガンバ大阪にという情報が出ていますね。これも注目だ。