金・土に行ってた武道館ライブのことも書かないとだけど、まずは本日の磐田 VS 京都について振り返りです。大熱戦でした。いい試合だったよ。現地で観たかった。最後までだれるとこなく、さすが優勝を争う２チームだと、みんな思ったことでしょう。ネット上でも色々やってたみたいです。２位京都は３位の長崎との勝ち点差が７ポイントとなりました。残り４試合のうち２試合勝てば昇格決定。今日は残念な結果ではありますが、次の試合に向けて切り替えましょう。
上の動画『ラジオイレブン』でも語られていましたが、磐田の中盤までの寄せはそれほどでもないので、案外スムーズに前に運ぶことができました。もちろん、大井選手を中心に最後は身体を張った守りで得点を許してもらえなかったわけですが。連戦で疲弊して磐田が崩れると予想した私の予想は完全に外れました。それどころか一番疲れを期待した遠藤保仁選手に決定的な仕事をされ、決勝点を取られました。ゴールを決めた山田選手もさすがでしたね。
京都の守備が気になっていて、今日注目したのは福岡選手です。インサイドハーフの右にいます。愛媛戦の川村拓夢選手のときもそうでしたが、相手チームのゲームメイカーをマークしますよね。今日は遠藤選手を観ていました。でもそこまではっきりマークしてるという感じもない。一応、ボールを持ってる選手と遠藤選手の間に入り、パスコースを切っている。でもそこからサイドにパスが出たりすると、遠藤選手を観るのをやめて、サイドに行ってしまう。これでサイドで「同サイド圧縮」と呼ばれるようなプレスをかけてボール奪取をするのか？ でもそこまで取り切る感じもない。そこで遠藤選手はフリーになってるんですよ。これはチームの約束事としてはどうなのか？ 福岡選手を責めてるのではなくて、誰か説明してくれないかなーと。まあ、今日の京都は攻守の切り替えはとても早くて、よかったですけどね。
試合内容的には、互角の戦いをしていました。チャンスもたくさん作った。でもウタカ選手のコンディションが落ちています。このまま攻撃はウタカ選手頼みのサッカーをやって行くつもりか？ もちろん他の攻撃陣も頑張っているわけですが。今季の曹監督はそこは割り切ったわけです。ウタカ選手を中心に攻撃を組み立てる。本来であれば、もっと前からプレスをかけるサッカーをしたい。そのままボールを奪ってゴールに持ち込むサッカーをしたい。でもウタカ選手にそれを求めるのは無理がある。だから、守備はある程度免除して技術力が圧倒的なウタカ選手の攻撃力を活かしたサッカーをしてきた。来季はどうするのか？ サポーターにも問いかけているのではないか？
もちろん、J1 に昇格するのであれば、補強も必要となるでしょう。レンタルの選手が抜けることも考えないといけない。長崎からはあの選手とあの選手が欲しい。追いつかれている場合ではありません。秋田戦は勝ちましょう！
