ストレスの溜まる試合でした。負けるはずのない試合で、PK戦ですが、決勝に進めませんでした。明らかに90分で勝てる試合だったでしょ？ ボール支配率は70％近くあったんです。中国はボールに選手が３人、４人と集まってくるチームだった。左右に揺さぶれば問題なく勝てたはずです。前半１−０で勝っていましたが、後半早々に日本の右サイドが破られ失点します。人数は揃っていたのですが、遠慮しあったのか寄せが甘く失点。そして、70分あたりからこう着状態になりました。選手の疲労がはっきりと出ていたんです。そこで池田監督はフリーズしました。
なぜでしょうね？ 森保監督も昨年まではそうでした。肝心なときに動けない。ボランチの選手、例えば、猶本選手を入れるとか。選手が動けないのは仕方ないけど監督が動けないのは、なぜ？ 90分の間に代えたのはコロナから復帰２試合目の岩渕選手だけ。90分で試合を決めるよりも、失点することを恐れたように見えました。試合前に計画した選手起用を変更することが出来ないのでしょうか？ 解説の福西さんもイラついてました。PK戦になってからは、正直、負けた方がいいと思いました。監督に能力がないことを示した方が、来年行われるワールドカップにプラスだと思ったからです。
前にも書きましたが、長谷川選手は前線からのディフェンスをデザインして欲しいとアピールしています。また今日の試合ではビルドアップもうまく行っていませんでした。中国は確かに、これまでの相手よりはフィジカルが強かったです。とは言え、ワールドカップで当たるチームはそれ以上です。この試合で負ける監督にこのまま任せるのでしょうか？ たぶん任せるでしょう。森保監督と同じく人の良さそうな監督なので。
今日の試合でいいこともあったのです。２得点した植木選手です。ともにヘディングでの得点。ちょっとした「スター誕生」でしたよ。岩渕選手に続く次期エース候補です。ダイジェストがアップされたら、ぜひ観てください。かっこいい。１点目のはあった。ベレーザの試合観に行きたいな。メニーナの選手も何人か昇格したし。
