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Jリーグ開幕。京都サンガ、浦和レッズに快勝!

 

勝ちましたね! 素晴らしい試合だった。京都サンガは12年ぶりの J1 で最高のスタートを切ることができました。唯一の得点を決めたのはウタカ選手だった。やっぱり、仕事をしますよね。ラストパスを出した川崎選手の突破と冷静なラストパスが最高にかっこよかった! 選手全員がハードワーク。素晴らしかった! みんな気分よく帰ることができたよね。いい試合をありがとう!

 


 

帰りの電車では浦和サポが「ユンカーがいたら、どっちか一つは決めてたよ」と言ってました。まだコンディションが上がらずベンチ入りしていない。しかも、チームの何人かがコロナで欠場。特に岩尾憲選手がいなかったのは大きかったはず。途中出場した小泉選手もまだまだって感じだった。浦和的にはゲームメイクする選手がいなかったのでは? 現在 KBS京都の録画中継を観ながら書いています。

 

 

最初に「浦和にははっきりと穴がある」について書きます。富士フィルムカップで浦和が勝利した後に、それを書きました。GK西川選手です。彼は日本代表に呼ばれたこともある、反応のいいGKです。ですが、ビルドアップは得意ではない。最終ラインにプレスをかけられると必ずロングキックをしてしまう。この試合でもほとんどはサイドへのロングキックでした。京都はそこにプレスをかければ、高い位置でボール奪取できる。実際、ほとんどの場面で京都ボールになっていたと思います。まあ、京都の方もそれほどビルドアップがうまく行ってたわけではない。まだこれからですね(でも、サイドではパスが結構繋がってましたね)。

 

追記:ごめんなさい。西川選手のせいにするのは違いますね。浦和が京都対策どころでなかったことが大きいですね。

 

 

この試合の注目点は、なんと言ってもスタメンでした。特に麻田選手がどの位置で起用されるかに注目していました。センターバックには新加入で、メンデスとアピアタウィアという選手がいます。特にメンデスが素晴らしかった。まあ、この2人がスタメンだろうと想像でき、しかし、麻田選手の能力を使わないのも惜しい。なんと、左サイドバックで起用されたんです。関根選手と酒井選手、川崎フロンターレ相手に躍動した浦和の右サイドを、京都は麻田選手とインサイドハーフの松田選手で押さえ込もうとしたわけです。2人とも頑張ってくれました。

 

一方、浦和の左サイドには、あの明本選手がいます。この試合ではFW起用ですが、スピードに乗って上がってくる彼には、白井選手やアピアタウィア選手が付きました。しかし、後半に入ると白井選手の疲れが見えました。京都が先制したこともあって、明本選手も前めの位置に張るようになってたと思います。ここは長井選手を起用して欲しいところ。彼もセンターバックですが、昨年の終盤にはその位置で起用されています。スピードもある選手です。白井選手がGK西川選手と接触し、傷んだことから長井選手が起用されます。京都は最終ライン全員がセンターバックの選手になりましたw  それを活かしてポジションチェンジも自在にこなし、逃げ切ったのです。*浦和は4-2-3-1 だったようです。明本選手は3の左だった。

 

しかし、どうですか? 試合終盤、ウタカ選手、大前選手が並ぶ、前線はまったくプレスが行われず、浦和の攻撃を後押ししていたと思うのですが。同時起用は厳しい気がしました。

 

Youtube番組のミルアカさんが「麻田選手の枚方戦でのアンカー起用は、ダウン3をするためじゃないか?」と以前指摘されていました。なるほど。京都には川崎選手というアンカーのスペシャリストがいます。試合冒頭には、浦和に攻め込まれる中で、川崎選手のパスカットが見事に決まりました。ここで「行ける!」と思いました。しかし、京都には試合終盤の逃げ切り体制時に、守備的布陣のオプションが求められていました。川崎選手が交代したあと、守備時には麻田選手がセンターに入っての3バック、もしくは5バックにして逃げ切ったのです。ミルアカ佐藤さん大正解。その動画はどれだっけ?

 

 

最後に少し苦言。ちょっとの接触で怒声をあげる浦和サポーター。これがあるから浦和には他のチームよりも強く「負けたくない」という思いが湧き上がる。久しぶりに思い出したよ。これだけ両チーム激しくやり合ってたら仕方ないのに。現在、KBS京都では岡崎体育の番組放送中。おしゃれなCMがw ぜひ京都サンガの試合も観にきて欲しい。