アウェイ神戸戦、観てきました。神戸も観やすいスタジアムですよね。1年に1度くらいは来ています。昨年はルヴァンカップで観ました。なのでスタメンの選手くらいは全員知ってる・・・あれ? GK が前川選手じゃなかった。これは試合に結構影響していたように思います。日本の GK問題は今後話題になると思っています。それはさておき、神戸は監督が代わって最初の試合でした。三浦淳監督が解任されたんです。どんなサッカーになるか注目されていました。
前半はお互いに攻守の切り替え早く、どちらも引かない戦いをしていました。京都は前に急ぎ過ぎて縦パスを簡単に奪われるのを繰り返す時間もあった。チャンスもそれぞれ作っていましたが、相手に得点されると辛い試合になると感じました。0−0で終了。そして、後半に神戸の猛攻が始まります。前半もあったと思うのですが、京都が前がかってたところを裏返され、見事に繋がれ、最後は初瀬選手が決めて見せました。ここがチャンスとみた神戸はさらに猛攻を加えます。後半の最初10分をなんとか耐えたことがチャンスに繋がりました。今度は京都がカウンターで立て続けに2点取って逆転します。55分に荻原選手、58分には宮吉選手。びっくりしました。
久しぶりに見ましたね。京都のラグビーみたいに後ろから次々と選手が出てくるサッカー。1人止められてもすぐに後ろから選手が出てきて繋ぐ。私自身は「ライン間に選手を立たせてビルドアップしながら、体力的にも余裕を持たせたサッカーをした方がいいのでは?」と思っていました。ですが、京都のサッカーはこっちのようです。相手の寄せをものともせずに中央からぶち抜きました。両方とも素晴らしいゴールだった。
曹貴裁監督は何らかのマジックを選手にかけたんでしょう。選手全員から絶対に勝つんだという気持ちが見えました。その後は、京都も落ち着いて試合を進めます。72分には DFメンデス選手を入れていつもの3バックにします。神戸に押し込まれてもいたから実質5バックです。ちょっとした 5-4-1 のようでした。前線からプレスをするのが苦しい時間にはそれでいいと思います。でもこの試合は曹監督の選手交代が珍しく遅かった。前半に武富選手が恐らく傷んで交代。金子選手が入っています。しかし、それ以外は先程のメンデス選手だけ。アディショナルタイムに3人交代するまで交代がなかったのです。ちょっと慎重になってたんでしょうか?
なのに! そこで入った MF山田楓喜選手がやりました。アカデミー出身の20歳の選手。彼は持っています。先月のルヴァンカップ、鳥栖戦でも大活躍しており、サポーターが出場を待ちわびていました。Jリーグは初ゴールですね。これもいいカウンター。見事に仕留めた。
京都が J1 でやっていけるか? 心配していたサポーターも多かったようです。でもこの試合を観て、少しは安心したのではないでしょうか? もちろん神戸は新監督になって最初の試合ですから、まだまだ準備が足りない部分はあったと思います。でも京都サンガの強度の高いサッカーはそんなに卑下するものではないですよ。一喜一憂せずに応援して行きましょう! 次は水曜日にあるホーム・ガンバ戦。ルヴァンも交えて7連戦だそうです。