ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

クマリデパート、奥田民生、オシムさん、あと少し経済の話。

 

札幌に来ています。2戦連続、セットプレイの得点で負けました。でも面白い試合だったな。明日また書きます。

追記:ごめん、名古屋戦は負けてない。失点がセットプレイだっただけ。

 

 

クマリデパートの新曲が上がってました。前にクワマンがゲストだったときも何か起きましたよね。今回は平野レミさんがゲストですか。しかも作詞までされてる。さすがサクライケンタさん。

 

一度だけ平野レミさんと会ったことがあります。ロフトプラスワンで働いていたとき。ロフトのオーナーの平野さんが、いとこのレミさんに「うちの店の料理だって、お前のとこに負けないくらい美味しいんだよ」とか勢いで言ったらしいんです。「だったら食べに行くわよ!」と言って、本当にレミさんが来られました。飲み物は出したんですけど、どうしても出すことができなかった。当時は冷凍食品を温めて、少し手を加えた程度のメニューばかり。本当に困ったんですけど、15分くらい迷った挙句「すいません、レミさんに出せるような料理はありません」と言って帰ってもらいました。無駄な時間を使わされたのに、レミさんはとても満足げに帰って行かれました。

 

いまレミさんの息子さんである和田唱さんが奥田民生さんとの件で、えらいことになっているようです。民生さんがアル中になってるというのはショックです。カーリングシトーンズとかさっさと終わらせて、若手で面白い音の人たち出てきてるんだから、そちらと音楽作るべきでしょう。刺激が足りないんですよ。民生さんはすでに陽水さんくらい大御所になってるんだし。細野さんとやるのも観てみたいな。

 

 

行ったなー。ナビスコカップ決勝。関西人としてはガンバに勝って欲しい気持ちもありつつ、ジェフの優勝に拍手を送りました。あと一度、京都サンガの開幕戦でジェフとやったとき五井まで行った。工場が立ち並ぶめちゃ空気の悪そうな場所で。そのあと蘇我にあんな素晴らしいスタジアムができて。うらやましかったよね。本日ジェフは岡山とですか。これも厳しい試合になりそうだな。

 

吉崎達彦さんが FOMC を振り返りつつ現在のアメリカの状況を書かれているので、読んでおきたい。溜池通信読んでました。昔から、最後に競馬の予想するのがお約束だった。まだ続いているのか。凄いな。

 

 

FRB のパウエル議長は市場にショックを与えないよう、利上げはゆっくりやると明言してくれた。なので、FOMC後、一旦は円安は止まったかに見えた。1ドル=128円台にまで落ちたわけです。しかし、現在はまた130円台に戻している。吉崎さんは言ってます。市場の注目ポイントは、利上げ幅よりもQT(量的引き締め)であると。要するに、リーマンショック以降、QE量的緩和)をしてじゃぶじゃぶに刷りまくったドル札を、金融引き締めで正常な状態に戻すことができるのか? 市場も QT を実施すると観ているから再びドルが買われたのか。「QE とはなんだ?」から、ぜひ読んでください。いまだに2008年に弾けた住宅バブルの後遺症でアメリカは苦しんでいるという話です。

 

アメリカにおけるQE量的緩和)政策は、2008年にリーマンショックへの対応として、当時のベン・バーナンキ議長が初めて導入したものだ。

FRB国債MBS(住宅担保証券)を購入し、市場に潤沢な資金を供給する。それまでFRBのバランスシートは、せいぜい8000億ドル程度しかなかった。それを3度にわたるQEを実施して、4~5倍の規模に膨れ上がらせたところで、金融市場はようやく落ち着きをみせた。

とはいえ、非常時の緩和策はどこかで打ち止めにしなければならない。いわゆる「出口政策」というやつだ。2013年5月にバーナンキ議長が、議会証言で「そろそろ資産購入額を減らしますよ」と発言し、それを「テーパリング」という名で呼んだところ、それだけで世界同時株安を招いてしまった。これに懲りて、FRBは時間をかけて金融政策の正常化を準備することになる。

まずはバーナンキ議長が間もなく退任するという2014年1月になって、いよいよテーパリングを開始した。翌月にはジャネット・イエレン議長が就任する。資産の購入量を少しずつ減らしていって、2014年10月にはテーパリングが終了する。とはいえ、FRBの総資産は4.4兆ドルに達していた。そして満期になった債券は新たに買い替えられ、バランスシートはそのままの規模で放置されたのであった。

次なる金融正常化の手段として、利上げが行われたのは2015年の12月からであった。このときの利上げは0.25%で、しかも2度目は2016年12月まで待つ、というゆっくりとしたペースであった。当時のアメリカ経済は今のようなインフレとは無縁であり、むしろ日本型のデフレを警戒していた。だからこそ、出口政策には慎重だったのである。

 

QT を実施することがどれだけ難しいか、よくわかります。続きは記事の方で読んでください。トランプが何をしたかも書かれています。吉崎さんの結論は、FRB は利上げも QT もやる。そして FRB が株価を支えてくれると考えてはいけないと書かれています。

 

本当に QT できるのかな? そこまでアメリカ経済が強いとは思えないけど。大統領選挙もあるんでしょ? 結局、先送りしかできない気もする。そこは注目したいです。あと前回の文章も面白かったです。吉崎さんも長期化したらロシア側が有利だと考えられています。