久しぶりにビッグアーチに来ました。前回来たのはいつだったか？ 京都サンガの試合だったと思うけど。キックオフが15:00とかで、試合後のスタジアムの物寂しさだけが印象に残っています。今日はキックオフが13:00だった。「なんでこの時間？」と思ったけど、広島駅に着いて理由がわかりました。広島カープの試合が14:00キック・・・プレイボールだった。その時間を避けたのでしょう。野球の国なんです。
広島が強いことは知っていました。GW の鹿島戦は３−０で勝ってるんです。そのときは今日得点を決めたFWベンカリファ選手が、鹿島から観て左側にいました。スピードのあるサイドの藤井選手もあわせて、京都の左サイドバック荒木選手が対応できるのか心配でした。守備に関してはまだこれからの選手なので。でも曹貴裁監督は、この試合で相手に合わせるのではなく、いつも通りに戦うことを優先させたのではなかったか。今後の成長のためにもそれが必要だったのかも。ちなみに今日のベンカリファ選手は左側にいましたけどね。本当にいい選手ですよ。
京都はいつもの4-3-3、広島は3-5-2です。広島の強力２トップに対して、サイドが高い位置を取る京都は２センターバックで挑むことになります。正直、これはキツかった。京都が得意とするオフサイドも取れなかった。そして絶好調、満田選手の恩返し弾が前半５分に決まっています。彼は流経大出身で曹監督の教え子です。DAZN 解説の柱谷幸一元サンガ監督は、早く３バックにするなど修正すべきだと言われていました。早い時間に京都は０−２にされています。
気になったのは、GK上福元選手のフィードです。相手選手が多い中央に蹴るシーンが何度かありました。そこで逆襲を受け、京都の最終ライン裏のスペースを使われた。そこにFWだけでなく後ろの選手も飛び出してくる。厳しい試合だった。あと曹監督も試合後に話されていましたが、京都の選手はボールを奪ってからのパスが正確ではなかった。もちろん広島の寄せが早かったのもありますが、その点広島の方が一つ一つのプレイが正確でした。そうだ！京都の唯一の得点は、パスが正確に繋がれたときに成功したものでした。武富選手のターン＆シュートは素晴らしかった。びっくりした。完全にゲームを支配されている割には前半２−１だったのです。
後半、京都は井上選手ら３選手を投入し、いつもの３バックに変更します。京都も決定機を作りますが、それ以上に広島の決定機が多かったです。GK上福元選手の好セーブでなんとか試合を壊さずに終われた印象です。でも福岡選手のシュートは惜しかった。これも相手GK大迫選手が好セーブしています。
広島は京都にとってこれまで一番強い相手との試合でした。次節は水曜日に行われるアウェイ横浜マリノス戦です。広島、横マ、川崎と続く地獄の３連戦。日程くんも京都が J1 に慣れるまで強豪との対戦を待ってくれたんだろうけど、連戦はないだろう。
