ハノイの日本人

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京都サンガ、CK からの1点に泣く。

 

久しぶりの鹿島スタジアムです。東京に住んでいるとき、何度か観戦にきました。好きなスタジアムです。でも天気予報で気温を見て行くと騙されるんです。今日も暑いかと思ってたら海風があって結構肌寒い。そうだった。前来たときも寒い中、もつ煮込みを食べた。小さい方で300円。具沢山で美味しんです。

 

 

試合は、後半早々コーナーキックを直接カイキ選手がヘッドで叩き込みます。それが決勝点となって0−1で負けました。得点したカイキ選手のマークについていたのは DF長井選手だったようです。ベンチに下げられ、曹貴裁監督に説教されている姿が放送されてました。試合終了後には泣いている姿まで。私は好きな選手なんです。前半は頑張ってたんですけどね。

 

そう、この試合で語りたいのは前半ですよ。素晴らしかったでしょう。振り返ります。まずスタメンに驚きました。ディフェンダーが6人いましたね。さらに、川﨑選手と金子選手もいました。いつもはアンカーとしてどちらか一人が出場しています。これは3バックにして、二人を並べるつもりなのか? いずれにしても守備的なサッカーをするつもりかと疑問を持ちました。しかし、違ったのです。

 

川﨑選手と金子選手はインサイドハーフで使われたのです。アンカーには井上選手が入りました。要するに、相手からボールを奪える3人を中盤に据えたわけです。そして、最近では左サイドバックで使われる荒木選手は、攻撃力を活かすため左ウイングとして出場。そして、もう一つの注目ポイント。サイドバックの選手、右の飯田選手、左の荻原選手のポジションです。かなり中に入ってましたね。これは遠藤航選手から受けたアドバイスなのか? 特に荻原選手が中に入り、荒木選手が左サイドで張る、二人の連携が向上していけば、かなりいい感じになりそうです。

 

前半、京都がよかった理由は、中央をコンパクトにして固め、鹿島に自由を与えなかったこと。とは言え、最終ラインの裏、もしくはアンカーが上がった後ろのスペースは、かなり狙われていました。最後のところをGK上福元選手のファインセーブで凌ぐシーンを何度も観たわけです。0−1で前半終了。後半には武田選手、福岡選手や白井選手なども入れて攻撃にも期待したいです。

 

後半です。今度は一転して鹿島のペースになります。現地では、なぜ急に鹿島ペースになったのかわかりませんでした。DAZN で確認したところ、後半から鹿島が前線からのプレスの強度を高めてきました。最終ラインにもプレスをかけてきます。そこで京都の選手は慌てたのではなかったか? バタついてミスが続き、失点したコーナーキックに繋がります。ここでチームを落ち着かせる選手がいない。最近は松田キャプテンが出場してないのもある。最初の15分はなんとか耐えて、そこからもう一度、前からのプレスをやり直す。そういうことが必要な気がします。そう言えば、レネ・ヴァイラー監督が試合後、曹監督に何か言ってたけど、なんだったんだろう? 嬉しそうに語ってたとこを観ると、褒めてたんじゃないの?

 

今日の試合のスタメンは、水曜日に行われる天皇杯3回戦も影響したのでしょう。京都にとって、カップ戦は非常に重要です。曹監督はできるだけ多くの選手を出場させるために、カップ戦が必要なのだと思います。ルヴァンカップで敗退したので、天皇杯は残しておきたい。武田選手は脳震盪で退場しましたが、大丈夫かな? 水曜日に監督が代わった清水エスパルズと対戦します。