ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

森保ジャパンの評価について。

 

 

footballista』で五百蔵容✖️らいかーると、という森保ジャパン分析本を出されたお二人の対談が掲載されています。3月30日中は無料で読めます。ここは月額会員制のサッカー専門サイトなのです。勝手な感想を書きます。

 

お二人の対談は面白く読んだのですが、違和感もあるんです。五百蔵さんの文章は何度か読みました。対談とかも。でも森保監督のいいところしか書かないですよね。ネガティブな部分はうまく隠してある。例えば、予選とは言え、モンゴル戦やミャンマー戦をフルメンバーで戦った。東京五輪も含めて過密日程の選手を酷使して怪我する要因を作った。それは日本代表の強度云々と関係ない話ですよね。

 

その辺りが苦手であまり読もうという気が起きない。悪く言わない、いい人が苦手なだけかもだけど。料理人だったら、いい部分だけを抽出してお皿に盛るでいい。でも金融アナリストだったら、いいことしか言わないのは、インチキ証券マンみたい。サッカー分析はどうなのか? この辺りはスタイルの問題なので、大きなお世話かもしれない。読むか、読まないかは読者次第。私は五百蔵さんの本を買って読めない。サッカーの理解は深まるんだろうけど。

 

私が昨日書いた森保監督続投・賛成というのは「戦術アレルギー」を患うサッカー協会の状況を変えるチャンスだと思うからです。もう戦術理解なしには前に進めないでしょう。これだけ海外でプレイする選手が増えているんだから。(修正)

 

それを思うと、森保ジャパンのコロンビア戦での混乱は、未知の領域に踏み出したことの表れだと思う。大きな1歩です。これは森保監督の功績と言える。名波コーチがいたからこそかも。まだまだな部分は戦術勉強すればいい。いまからでもやらないと。手っ取り早く戦術を理解する人物をコーチとして連れてきてもいいけど。

 

あと、らいかーるとさんが『止める・蹴る』について、「ボールを止めてから蹴るまでの時間を早くするのが目的」と話されています。そうなんですか? 私の理解では、その瞬間の状況を知ることも含めて、その場に流れるサッカーのテンポを自分たちでコントロールする、というような事かと思っていたのですが。どうなんだろう?