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京都サンガ、セレッソに4−0快勝!

 

 

本日はルヴァンカップ第3節、京都サンガ VS セレッソ大阪 です。今日も面白い試合でした。4−0で勝ったこともありますけど、色々試したこともあります。試合終わってホテルに戻り、すぐにスカパー見直して書きたかったのですが、DOMMUNE大瀧詠一特集、トーク終わるまではそちらを観ていました。坂本龍一さんの話もされている。「音頭」はファンからもらったお題だったのか。でも私が書いたこれもありでしょう。

 

 

この試合、京都は相手に合わせて4−2−3−1だった? ボランチに三沢選手と谷内田選手が並んでいる。守備時は4−4−2ですね。セレッソは知ってる選手も多い。スタメンには GK清水選手、原川選手も。あと阪田選手、大迫塁選手の高校選手権出場組も途中出場。

 

びっくりした。開始から10分経たずに松田天馬選手、平賀大空選手のゴールで2−0。天馬と大空(そら)の連続ゴールって凄くない? 空かける天馬って感じで景気よすぎだろこの試合。京都はここ2試合で8失点ですからね。どんな試合になるか注目してました。ですが球際で負けない、その気持ちがゴールに直結した結果でしょう。

 

松田選手のゴールは、右サイドに上がってきた福田選手が、ペナルティエリア内で待つ豊川選手めがけてクロスを入れます。それが少し高くその後ろにいた松田選手にこぼれます。相手DF がついていたのですが、素早くボールを左足に持ち替えてシュート。見事に決めて見せました。今日は攻守に存在感を見せていました。頼れる選手です。

 

平賀選手のゴールは、谷内田選手とアピアタウィア選手がハーフライン付近で相手を挟み込み、奪取したボールを、バイタル付近にいる平賀選手にパスしたところから生まれています。平賀選手がボールをドリブルで持ち込み、相手DF 2人につかれながらも負けませんでした。プロ入り初ゴールおめでとう! 彼を観に行くためだけでもルヴァンカップの価値ありますよね。もちろんリーグ戦にも出てくるだろうけど。

 

 

京都は前からのプレスができなくなった時間をどう乗り越えるか? そんな風に後半のこととか考えてたんです。だけど、前半21分に3−0にします。これは相手 GK からのビルドアップのボールを奪って得たゴールです。実は、京都もその直前に GK からのボールを奪われてシュートまで持ち込まれています。ミスもありました。でも相手はシュートが外れた。

 

前線の選手3人は、左から平賀、一美、豊川ですが、平賀と豊川が相手センターバックにプレスをかけ、中央の一美は少し下がって、残っているボランチにつきます。このときは豊川選手のプレスでスイッチが入りました。豊川選手がプレスをかけたDF は右センターバックの選手にパスします。そこに平賀選手が猛然とプレス。完全にこれがハマって、相手DF はなんとか右サイドバックの選手にパスを出すのですが、そこにも既に松田選手が! 

 

松田選手が奪ったボールをそのまま平賀選手にパス、そして彼は狙い澄ました強めのパスを一美選手へ。一美選手は GK を外して冷静にシュート。お見事でした! セレッソの DF陣は何度か判断ミスがあった。でもここまで綺麗に決まったら気持ちいい。京都の前プレはまだまだな部分もあるけど、選手がプレスの仕方を考えながら修正してるのが見えて良かったです。もう少し約束事を決めたらいいけどね。

 

相手右サイドバックには松田選手がプレスに行ってたけど、左は豊川選手が GK にプレスをかけた後、左サイドバックの選手に誰がプレスをかけるのか? たぶんスライドして谷内田選手が行くことになる? それとも福田選手が上がってプレスに行く? この辺りの決め事が必要になるはず。だから、本来は中央を固めて、どちらかのサイドにボールを誘導し「同サイド圧縮」をすることになる。

 

 

後半。3−0になってるから勝つのは決まっている。でもどういう勝ち方をするか? やはり3−0で終えたい。ところが4−0になります。谷内田選手が蹴ったコーナーキックのボールが跳ね返されて、カウンター対策で最終ラインに入ってた松田選手のところに。それを右の深いところに残っていた谷内田選手にロングパス。谷内田選手はペナ角から仕掛けて思い切りシュート。それがゴールに。相手GK 清水選手がキャッチミスした。

 

でも、そのあとすぐにイヨハ選手が退場になります。1枚目のイエローは前半でした。相手FW の抜け出しを阻止するために身体を寄せたところ足をかけてしまった。これは仕方ない。今日はカウンターを遅らせるために、身体を張ってくれる選手が他でも目立ちました。2枚目は必要のないファウル。それで退場。京都は後半10分で10人になります。平賀選手を外して麻田選手を投入。

 

でも4−0ですから、リスクを取る必要がない。落ち着いて時間を進めればいい。さすがに押し込まれる時間が長かったのですが、なんとか踏み応え、ラインを押し上げ、最後までゴールを割らせませんでした。快勝です。

 

今日は勝ったのでサンガサポも大喜びでしょう。でも地元のチームを応援する場合、勝ち負けだけでなく別の視点も必要だと思います。私はアイドルが専門なので、やはり成長を見守る視点を持ちたいと考えます。勝敗は(大事だけど)別にして、そこでも楽しみたい。平賀選手のファンになった人はかなり多いんじゃないですか?

 

サイドバックの福田選手は、ミスもありましたが、対面する外国人選手にやらせまいと、奮闘していました。クロスを上げさせなかったり、縦突破を遅らせるなど、最初の試合よりも良くなってきた。もちろん何度も攻め上がり、攻撃面での貢献も見せてくれました。他でも、今日出場した選手は色々手応えを感じたのではないでしょうか。日曜日はアウェイ福岡戦です。勝つぞ。