ハノイの日本人

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京都サンガ、横浜Mに完敗。

 

 

横浜には行かず、午後に高知に戻ってきました。健康状態が良くなく、一度仮眠を取ってからもう一度 DAZN で観て、かなり遅くなりました。タイトルに完敗と書きましたが、結果はそうですけど、何もできない試合というわけではありません。正直、最初の失点があるまでは行ける試合かと思ってました。なのに1−4という結果になってる。なぜだ?

 

開始から10分で失点しています。コーナーキックから西村にやられました。相手の選手たちがゴールから離れて立つ中、ファーで待つ西村選手と麻田選手は1対1でやり合っていた。これはデザインされたものだったのでしょう。麻田選手は悔しいでしょうが、私が語りたいのはそこに至るまでのプレイです。京都にいい時間が訪れていました。

 

相手は GK からのビルドアップを目指しており、しかもペナ幅に開いたセンターバック2枚のどちらかにパスを出すところからスタートします。解説の佐藤悠介さんも言ってましたが、京都がプレスで奪いきるか、それを剥がして横浜M の速攻が炸裂するかの勝負です。

 

で失点前、8分くらいに京都はチャンスを作ります。GKから出たボールが右センターバックに渡る。そこに松田選手が猛然とプレス。相手は下がってきた右サイドバックにパス、その選手が戻りながらボールを受けます。チャンス! ここに京都の左ウイングバック荒木選手がプレス。相手は仕方なく下がって受けにきたセンターバックの選手に戻す。ここでしょう! 

 

完璧に京都の前プレがハマったシーンです。京都から観て左コーナーに相手を追い詰めた! なのにあっさり相手ボランチにパスを出されてしまう。なぜだ? ここで仕留め切るという共通認識がなかった? そしてボールは前線に運ばれて行き、西村選手の鋭いクロスが京都の選手に当たりつつ、ふんわりゴール前に上がります。ここはイヨハ選手がなんとかクリア。しかし失点に結びつくコーナーキックとなりました。

 

チャンスを逃したために、失点まで持って行かれたのです。結果から観て語ってるように見えるかもしれないですが、案外この追い込んでからひっくり返されるシーンは多いです。「なんで仕留めない?」と思います。最低でもCKは取りたい。簡単ではないけど、相手の次のプレイを読みながらプレイして欲しい。

 

この失点で消極的になると嫌だなと思いましたが、そんなことはなく、相手にもチャンスをつくられましたが、京都もシュートシーンまでは行けました。シュート数では互角です。マリノス相手でもちゃんと前に運べるようになったんです。守備に関してもタイトにやれてたと思います。自信になった部分もあったはず。昨年までとは違うんです。

 

ただ、シュートが枠に飛ばない。それだと相手に脅威も与えない。そう思ってたら荒木選手のサイドチェンジのロングパスが相手に渡るも、それを川﨑選手が回収、すぐさま豊川選手にパス。豊川選手がドリブルで持ち込もうとするも相手DF にブロックされる。そのこぼれたボールに走り込む選手が!! 開幕戦以来のスタメンに入った右ウイングバック福田選手が強烈なミドル!! ゴールに突き刺さりました。1−1同点です。やるじゃん!

 

今日は3バックでスタートでした。昨年もマリノス戦はそうだったかな。ウイングバックには攻撃で持ち味をだす福田選手と荒木選手が起用されました。二人とも、守備でもまあまあやれてましたし、攻撃では存在感を出していました。曹貴裁監督の狙いは成功してたように思います。ただ荒木選手はもう少し丁寧にパス、クロス、を出せるようになって欲しいかな。出足が良くていい場所にいるんですけど、得点に結びつくことが少ない。課題ですね。

 

京都は前プレができなくなる時間が怖い。追加タイムか。相手センターバックの選手がボールを持ちながらゆるゆると前に出てくるシーンがありました。なのに誰もプレスに行かない。京都のハイライン裏にパスが出た。やられたと思いましたよ。パスを受けた選手がガラーんとあいたスペースに走り込む西村選手にラストパス。きっちりシュート決めて見せました。しかしオフサイド。前半1−1終了。

 

 

後半開始5分ほどでオウンゴールがありました。まあ大雨とかあると思います。1−2。曹監督は早目の交代で次々と選手を投入します。しかしハイラインの裏を取られるシーンが増えて、失点を重ねました。最終的には1−4に。前に持ち運ぶことはできても、ペナリティエリアに入り込めても、マリノスのゴールを割らせてもらえません。残念です。次節はホーム・セレッソ戦。連敗を止めましょう。