ハノイの日本人

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Jリーグ開幕、京都の初戦は1−1。

 

 

 

2024年の Jリーグ京都サンガの開幕戦はアウェイ柏戦です。私は DAZN観戦。現地は雨風で寒そうでした。今季の京都サンガ曹貴裁監督が「史上最強のチームを作る」と宣言している通り、タイトルを狙う気まんまんです。昨シーズンで固まったメンバーに加え、補強にも手応えを感じているのでしょう。

 

スタメンは、予想通りですかね。4-3-3 でトップの位置に新加入のマルコ・トゥーリオ選手、左サイドバックにスイスのローザンヌから移籍した鈴木冬一選手が入っています。一番上の「京都サンガ」をクリックすると、ダイジェストが見れるところに行きます。

 

相変わらず両チーム、激しくぶつかり合いました。なかなか思うような攻撃ができなかった前半だったと思います。京都は金子選手からマルコ選手にきれいなスルーパスが入り抜け出したシーン。あと左サイドでパスを繋ぎ、原選手から豊川選手のパスで相手最終ラインを破ったシーン。その2つくらいかな。

 

柏はなんと言ってもサヴィオ選手ですよね。右サイドバックの福田選手がよく対応してましたけど。追加時間に細谷選手に入れたマイナスからのラストパスは、完全にやられたと思いました。でも GKク・ソンユン選手が足を残して弾き返しました。前半最高の決定機でしたね。

 

 

後半になって、京都が攻撃時に相手に競り負け、逆襲を喰らうシーンが増え出します。解説の林陵平さんが縦に早いサッカーをやるなら、山﨑選手を入れた方がいいと言ってました。私も同感です。昨季は必ず山﨑選手かパトリック選手がターゲットマンとしていて、そこに入れるのを合図に、選手の押し上げがあった。

 

マルコ選手はキープ力のあるいい選手だと思いますが、そういうタイプではない。どういう使い方をするか考える段階に見えた。もう少し早く山﨑選手を入れてもよかったかのでは。

 

京都から移籍した木下選手が途中出場でさっそく登場しましたね。細谷選手と縦関係の2トップ。木下選手も中でプレイしたいタイプと思うのでいい移籍だったのでは。

 

京都の失点は77分。サヴィオ選手の美しいゴール。いやこれでも寄せが甘い。京都は J1 に上がってから、何度もこういう失点、外国人選手にやられてる。下の動画でも語られてたけど、J1 と J2 の一番の差が GK と外国人FW の決定力という話。まんまだよ。いやク・ソンユンはノーチャンスだけど。

 

 

 

 

しかもこの後、よくわからん PK が柏に与えられる。ジャッジ・リプレイは、もうないのに!! その前に京都は80分に山﨑選手を投入。82分に平賀選手、宮本選手を投入します。

 

86分、これもサヴィオ選手のきれいなサイドチェンジからだった。鈴木冬一選手に代わって入った宮本選手が、ペナルティエリアで相手選手を倒した?ことで PK が与えられた。これはない。だが、PK を蹴った細谷選手が外したことで、逆に京都の流れになる。GKク・ソンユンにセーブされてたことで考えすぎたか。

 

89分、高卒ルーキーの安齋選手、福岡選手を投入。0−1であれば、まだわからない。4-4-2 の左サイドに入った安齋選手が勢いよくドリブルで仕掛けます。でも熱くなりすぎて審判に手をだすシーンも。おいおい。でもそのあと倒されたときに FK を獲得。いい位置だ。

 

94分、福岡選手の素晴らしい FK が原選手に。そのシュートはキーパー正面も、弾くので精一杯。そこに走り込んだのが安齋選手。大盛り上がりの同点弾でした。まだ卒業式済んでいないよね? 堂々とした雰囲気があります。先月開催されてた高校選手権では尚志高校の中心選手でした。

 

京都はもう押せ押せの雰囲気。勝つしかない。でもそのまま終了。次のホーム開幕戦に期待を持たせる試合でした。でも林さんも指摘されてたが、相手ビルドアップ時のプレスの掛け方は昨年からの課題。修正して欲しい。