ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

米ドルに注目しながら記事を読む。

 

体調悪いです。湿疹の痒さだけでなく、同時に鬱っぽい状態になる。金曜、日曜と行くべきイベントがあったけど断念しました。後者はチケットも取ってあったのに。

 

イベルメクトールを2日に1度は飲んでいるので、湿疹は数日で消える。でも別の箇所からまた出てくる。そう言えば新聞、テレビが袋叩きにした小林製薬の紅麹は、供給受けた173社で3年間被害報告なしだった。謝罪しないの?

 

 

 

小林製薬が話題になる中で、トレハロースの研究開発をした会社についての X ポストが目を惹きました。岡山市の林原という会社です。トレハロースと言えば、甘味料としていろんな食品で使われる大ヒット糖質でしょう。

 

高知にきた当初、レシピが掲載された書籍を買って、高知産の果物を使ったジェラートづくりに挑戦していたのですが、そこで大量に使われるトレハロースがどういう物質なのか気になっていました。

 

正直私は使いたくなかった。でも本場イタリアも含め、トレハロースの使用は主流です。味の素とよく似たポジション。そう説明する人もいました。60年代に希少な糖質だったそれを大量生産できるようにしたのが日本の会社だということに驚いています。

 

しかも倒産して、現在は大阪の長瀬産業の子会社になっている。そんなヒットを出しながら、なぜ? そこには陰謀渦巻く事件があった。

 

岡山駅近くにイオンがありますが、なんと、あそこが林原の跡地だそうです。知財や土地もある優良企業が、どのように倒産したか? すごく気になります。とりあえず当時の社長が書いた本を買いました。また感想を書きます。

 

 

 

 

昨日「イエレンがいま中国を訪れる理由は、米国債について以外にあり得ないのでは?」と書きました。今日の報道では、金融関係でのショックに備え、中国と協力を深めるとか言ってますね。大手銀行の破綻に対処する演習を行なっているそうです。なんだか具体的ですね。

 

 

テレビのニュースは観てないけど、破綻するのは中国の銀行だと想定するのでしょう。でもアメリカだって、かなりやばい状況ですよ。いつまたリーマンショックのようなことが起きるかわからない。

 

でもこういうときこそ勉強です。大きな出来事があるときに勉強すれば、その知識は 10年後、20年後にも役立ちます。それは自分でつくる生きた情報だからです。

 

 

ドル円は今日も1ドル=151円台です。米国債の利回りが上昇し、これに伴いドルが上昇。152円に近づいたと書かれています。利率が上がると米国債を買いたい人が増えるからってことなんでしょうが、本当にそうでしょうか?

 

 

そもそも利率が上がるということは、米国債の価格が下がっているということです。米国債が売られたというニュースかもしれません。だったらなぜドルが買われるのか? この辺が不思議なところです。

 

一方で好調なのが金価格です。昨年末に史上最高値を付けてから、ここ数日でさらに高値を取っています。為替ではドルの独歩高みたいに言われていますが、通貨全体の価値が下がって金が上昇してるとも言える。そこで思い出すのがロシアの金融政策です。

 

 

 

ロシアの通貨ルーブルは、ウクライナ侵攻後に暴落しました。1ドル=70ルーブル台後半だったのが、一気に140ルーブルを突破した程です。下の記事でチャートが観れる。

 

 

そこでプーチン大統領は、ルーブルの価値の裏付けとして金を準備する連動制を採用しました。そのため再びルーブルの価値は上昇したのです。しかし金が高騰する中、ルーブルは現在1ドル=92台。どうなっているのか?

 

 

https://jp.wsj.com/articles/russias-war-torn-economy-hits-its-speed-limit-7a4f5f83

 

 

 

上にある中央銀行金保有量ランキングを観てください。1位のアメリカが圧倒的で8000トン以上。6位ロシア、7位中国を足しても4500トンほどにしかならない。と言うことは、ロシアルーブルの金価格連動に合わせて、米ドルについても金価格との連動で考えれば、ルーブル安の説明はつくのか?

 

 

米国債が破綻しても、金を売ればアメリカは問題ない。そのように言えるのか? でもアメリカだって理由もなく金を持ってきたわけではないはず。たくさん持つことで金価格をコントロールしてきたかも。

 

じゃあいまの金価格の上昇は、アメリカによる価格コントロールが効かなくなった状態と言えるのか? 今後も注目してみたい。