ハノイの日本人

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京都サンガ、新潟に完敗。

 

 

 

 

 

パリにいる間、京都サンガの試合は観れませんでした。昨日・ホーム名古屋戦は観ました。なるほどこういう試合だったのか。

 

京都もかなり補強で頑張りました。2チーム作れるほどのメンバーがいると言えるでしょう。しかし、最終ラインには不安がある。名古屋戦を観れば誰もがそう思うはず。今日の試合も、そのことを意識して観ることになります。

 

 

スタメンは、GK クソンユン。DF は左から三竿、鈴木義宜、アイピアタウィア、宮本。アンカーは金子、IH は平戸、米本。そしてトップが平賀、原、マルコです。

 

始まりは新潟がロングボールも入れながら京都を押し込みました。しかし10分、京都の CK を一旦は跳ね返され、GK クソンユンまで戻す。そこからロングキックで前線に送る。左に流れてたマルコ選手が収めて京都のチャンスと思ったが、ボールがこぼれる。

 

原選手がそのボールに走るが、一瞬早くダニーロ・ゴメス選手に奪われる。ところが、すぐさま平戸、原、米本で相手を囲み、ボール奪取。そして原選手がシュート。これも相手にブロックされる。熱い攻防だった。

 

前半、京都のプレスは効果的にハマってました。12分、京都のプレスを受け相手が蹴ったボールを京都の選手が回収。そこから右サイドでいくつかパスを回し、左にスペースができたとこで鈴木義選手にパスが出る。

 

鈴木選手はスペースをドリブルで持ち上がり、相手最終ラインに仕掛けた平賀選手にスルーパス。平賀はそれを受けるも、ペナルティエリアから外れる。新潟の中央が固く、チャンスには至らず。

 

 

さらに13分、相手 GK からのロングキックを狙っていた宮本選手が、受け手と競り合いボール奪取。そしてマルコ選手にパス。宮本選手はそのまま駆け上がり、マルコ選手からのパスを受け、ペナルティエリア内からシュート。GK がブロック。その流れで京都の攻撃は続くが、チャンスにはならず。

 

このシーンだけでなく、GK からのボールを奪っての攻撃が何度もあった。京都の時間が続く試合展開だった。だがしかし、なんでもないところから失点してしまう。

 

21分、新潟がボールを繋ぎながらじわじわ前に進めてくる。そして前線に長いパス。一旦は京都のボールにするが、平賀選手が相手3人に囲まれ、ボールを後ろに戻す。

 

このボールを三竿選手がスルーして、GK まで戻るかと思われたが、ボールに勢いがない。しかも GK クソンユンは三竿が受けると思っており、ボールへの反応が遅れた。新潟のダニーロ選手はその隙を見逃さなかった。先にボールに触ったところで GK クソンユンと激突。PK の判定。

 

小野が PK を決める。まだ21分だったが、この試合を左右するプレイだった。そのプレイに関わった GKクソンユン、平賀、三竿という、3人の選手が後半開始で交代になるからだ。

 

 

飲水を挟んで28分、京都はその後も新潟を押し込み続ける。平戸の CK をパスで繋ぎ、逆サイド、左まで運び、そこから三竿のクロスをゴール前に入れる。デザインされた攻撃、鈴木義のヘッドは惜しくも上にそれる。

 

 

37分、さらに京都にとって痛いアクシデント発生。相手 GK からのロングボールを長倉選手とアピアタウィア選手が競り合う中、頭同士が激突。しかもアピア選手は着地で膝を痛めたのか、この数分後交代する。

 

守備範囲が広いアピア選手が退いたのも痛いが、この交代によりサイドバックの佐藤選手が入り、宮本選手がセンターバックに入る。京都の攻撃で、宮本選手とマルコ選手の右サイドが完全に勝ってたので、痛すぎる交代だった。

 

しかし交代で入った佐藤選手も、積極的に攻め上がる。CK を奪い、その攻撃でシュートするシーンもあった。京都は追加時間も新潟を攻めたが、得点に至らず。0−1で前半終了。シュート数は京都6、新潟は PK の1だった。

 

 

森保監督が視察。先月も京都を観に来られてた。代表で探してるポジションと言えば、サイドバック? じゃあ、前の試合では福田選手、この試合では宮本選手を観に来た? それとも好調の原選手? 来月から最終予選が始まる。

 

 

後半、さっき言ってた3人が交代し、GK 太田、鈴木冬、エリアスが入る。最終ラインの連携はこの試合のテーマでもあったのだろう。交代は仕方ないことだが、さらに不安は高まった。

 

46分、右ペナ角から小野選手のクロスが、鈴木義と鈴木冬の間にできたギャップに走り込んだ長谷川選手に入る。鈴木冬の絞りが遅れた。長谷川のシュートはバーに直撃し助かる。

 

63分、この前にもあったが、左にいる原選手のラストパスからシュートチャンス。このときは米本選手がヘッドで合わせるが、惜しくも枠を外れる。

 

68分、米本選手が縦にパスを入れ、交代で入った中野選手がペナルティエリアで受け、相手と競りながらもゴール前にラストパス。原選手がゴール正面でダイレクト・シュート。これは決めて欲しかった。枠を外れる。

 

70分、京都の左サイドが破られる。相手に深いところまで侵入され、ゴール前にクロスボール。谷口選手の前にも京都の選手はいたが、競りにいった選手はいなかった。クロスボール対応に問題あり。新潟はその数分前に3枚替えをしており、その1人、谷口選手のゴールで0−2に。

 

その後も京都は原選手、中野選手、マルコ選手のシュートもありましたが、勝負あり。0−2での敗戦です。次節はアウェイ・セレッソ戦です。