吉田豪さんの「BAND LIFE バンドマン20人の音楽人生劇場」というインタビュー集が今年５月に発売にされた。出演はGO-BANG'Sの森若香織、ユニコーンの阿部B、レピッシュのマグミ、GASTANKのBAKI、有頂天のケラ、パール兄弟のサエキさん、ロティカのアツシ、アナーキーの仲野茂、COLORのダイナマイト・トミーなどなど興味深い内容となっています。
一番読ませるのはラフィン・ノーズのナオキのインタビュー。これだけ２万字です。あの野音の事故の話もされています。亡くなられたのはナオキさんのよく知っているファンの方だったようです。
漠然とわかっていたことにも思うけど、この本を読むことではっきりとわかることがある。ミュージシャンになって生活して行くのは大変だってことだ。所属事務所によっては売れまくってた時でも月給15万ってザラらしい。よって、数年して売れなくなればクビ切られておしまいだったりする。でも、この本にでてくる人はみんな40歳を超えながら、いまでも現役の人たちだ。やめられなかったり、やめたくなかったりするのだろう。みなそれぞれ味わい深かったりする。
