ハノイで証券会社の人に「なぜ、ベトナム株は下げつづけているのか？」と質問しました。「市場に対する不信感が投資家にある」とか、「貿易赤字の拡大が大きい」というような回答がありました。
◎ 1─5月ベトナム貿易赤字、前年比3倍超の144億ドルに
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-31954620080526
今回の赤字幅拡大は世界的な原油価格の高騰で、エネルギーの輸入が拡大したことが原因とのこと。しかし、機械類の輸入も大幅に増加している。
この貿易赤字の話について、「これから世界に輸出する商品をつくるのだから、設備投資で輸入が増えることも当然じゃないですか？」と私は言いました。であるなら、株価はなぜ下げつづけるのか？ 以下のサイトにつぎのような話がでていました。
◎ いちカイにヤリ
http://www.doblog.com/weblog/myblog/31550/2620775#2620775
なるほど。すでに輸出が増えだしていてもいいくらいに時間が経過していますね。「モノづくりがおろそかにされている」、、、うーん。しかし、タンロン工業団地などで作っている製品は輸出されていないのだろうか？ わからないな。同じサイトからもうひとつ、ベトナムの現状を理解するのに役立つ文章。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/31550/2620643#2620643
急激なインフレも抑制しなければならない。かといって、通貨高で輸出の競争力が弱くなるのも困る。相当、難しい局面にあるようですね。
