ハノイの日本人

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アメリカ人教師、危うし! 解任要求でるか?

9月9日に以下のような文章を書きました。私が通う英会話学校の生徒の半分近くが突然、授業に来なくなってしまったのです。きょうは17人中15人も来ていたので、ようやくみんな戻って来だしたかと安心していたのですが、なにか様子が変でした。休憩時間にみんながベトナム語で相談をはじめたのです。その会話を理解できないのは、先生と私だけでした。

英会話学校の雰囲気が変わっていた。(9月9日)
http://d.hatena.ne.jp/wakita-A/20080909/1220982782
『8月の最終週、彼は突然イギリスに帰ると言い出しました。なんのことはない、彼は大学生だったのです。もうすぐ学校が始まるからイギリスに帰ったのです。もちろん、最初からそのことは決まっていたのでしょう。そして、先週新しい先生が来ました。巨漢のアメリカ人です。私は風邪で休んだため今日が初対面となりました。しかしきょう、教室の雰囲気は以前とまったく違うものになっていたのです』

APOCALYPSE NOW! やっぱり、ベトナム戦争は終わってなかったんですよ。授業終了後、みんなが集まり、私も呼ばれました。「これから先生の解任を要求するかどうか、みんなで話し合いたい」、いつも伝達事項を英語で説明してくれる社会人の男性が私に言いました。もう、みんなの意見は一致しているようでした。日系企業で働く女性が私にどう思うかと日本語で聴いてきました。彼女は最初は日本語がほとんど通じなかったのに、いきなり上達していてびっくりしました。実は4年前から勉強しているとのこと。

私が伝えた意見は以下のようなものでした。いまの先生が前の先生よりそれほど劣っているとは思えない。ただ、自分のことばかり話したがるクセがある。例えば、きょうは街の様子を描写する項目だったのですが、彼は延々自分の生まれた街のことを話していました。実に子供っぽい行為です。ただ、私としてはその英語を理解することが勉強だと思って聴いていました。それはそれなりに役に立つ勉強だと思います。

そして、ここで彼女は大きく反応したのですが、前の先生はイギリス人なので、発音が明瞭だったけれど、いまはアメリカン・イングリッシュで聴きづらい部分もあると言いました。彼女は大きく頷き、みんなもそれを気にしていると言いました。流れ的に私も解任に同意したように取られそうだったので、一応、釘をさしておきました。まず、事務ではなく先生に授業の改善を要求すべきだと私は言いました。

彼女はあなたの意見はわかったと言い、バスの時間があるから帰ってもいいよと言ってくれました。みんなは車やバイクで来ているのですが、私はバスなので終わりの時間があるのです。ですが、そこにいない以上、みんなの意見に従うことになりそうです。どうなるでしょうね? やっぱり、「陽気で太ったアメリカ人が嫌い」というのが最大の理由だと思うんですけど。