ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

明日が勝負だ!

きょうホーチミン市のCPI が発表されました。なんと、昨年3月以来のマイナスに転じたそうです。それもあったからでしょう。基準金利の引き下げもきょう発表されました。具体的には、ベトナムドン建てでの基準金利がこれまでの年利14%から13%へ引き下げられることになりました。ガソリンの値下げも先週金曜日と今日の2回発表されています。少しですけどね。


しかし、ベトナム株はきょうも下げています。外国人の売りが止まりません。6月につけた安値まであとわすかです! 明日が注目ですね。もちろん、私は買いますよ。


サブプライム問題が表面化した頃、「デカップリング論」という言葉がもてはやされました。アメリカ経済が失速しても、中国をはじめとした新興国の発展が世界経済を牽引して行くというものでした。しかし、このところの金融危機で、さすがにそれを語る人はいなくなりました。しかし、株価はメタメタでも、実体経済に関しては、まだ、結果はでていなのかも知れません。以下の文章をお読みください。


金融危機の中の中国不動産市場(梶ピエールの備忘録)
http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20081016
『北京や上海などの大都市を除けば、2000年以降中国の住宅価格の上昇率は、平均所得の上昇率を大きく下回っており、したがって現在の世界的金融危機の影響により住宅市場が多少下落したとしても、それは米国のケースに比べ、実体経済に対しはるかに小さな影響しか与えない。それどころか、むしろやや過熱気味だった資産市場のソフトランディングを行うのに都合がよいだろう、というものだ。

一時期のでカップリング論はすっかり影を潜め、エコノミストの中には、むしろアメリカの方が早期に金融危機を脱し、アメリカの景気後退によって二次的な影響を受ける新興国の打撃のほうが大きくなるのではないか、という見解もあるようだが、今のところその当否についてはなんともいえないようだ』


ところで、中国のGDP 成長が一桁になり、景気の減速傾向が鮮明になったとニュースは言いますが、景気の過熱を抑えるために基準金利を高くしていたのだから、やっと効果がでてきたというべきではないのでしょうか?


10月20日(月)
ハノイ株式市場 123.10 -2.22(-1.77%) 

 売買高602万5000株/売買代金1648億9500ドン

 2営業日ぶりに反落。上昇銘柄数は35、下落銘柄数は109。

ホーチミン株式市場 370.80 -11.71(-3.06%) *VN-index

 売買高1088万7880株/売買代金3133億7500万ドン

 3営業日続落。上昇銘柄数は25、下落銘柄数は122。海外投資家は引き続き売り越し。


ベトナム株情報
http://www.viet-kabu.com/news_d/general/081020052358.html
◉マネーベトナム
なし。