ベトナムの平均年収は現在800~900ドルの間くらいだそうです。つまり、私が支払った家賃は、たったの３ヶ月分でベトナム人の平均年収を超えるということです。家具付きとは言え、結構な金額を払っていると胸を張ってもよさそうなものですよね。
ところがです、この部屋には暖房器具がありません。ハノイはホーチミンと違って冬があるのです。昨年は霜も降りたと生徒が言っていました。でも、一般のベトナム人は暖房を使わないそうです。電気代が高いからだそうです。でも、私は日本人です。家賃も外国人料金で払っています。すきま風が吹くこの部屋で凍えるのはごめんです。わがままでしょうか？
暖房が必要であることは契約の日にも仲介者に伝え、ちゃんと大家がしてくれると聞いていました。しかし、今日になって「ベトナム人は暖房器具は使いません」と言い始めました。もうひとりの日本人先生が私より便利なところに住み、家賃も100ドル程安く暖房も完備されていることを伝え、なんとかして欲しいともう一度お願いしました。一応、大家と相談すると言ってくれましたが、どうなることやら…。
ところで、団塊世代の日本語教師の方から、ベトナム人の企業研修用教材を作るので手伝いをして欲しいと頼まれました。ビデオ教材の文字起こしなのですが、１ページ2000ドンという依頼でした（１ドル＝17000ドンですから…）。まあ、仕事とは考えずに、日頃お世話になっていることを理由に引き受けることにしました。正直言うと、「そのうち君にも手伝ってもらうんだから、この程度のお礼でいいだろう？」という言葉を期待していたのですが、そんなことは全くないそうですw
