神戸の監督解任劇が話題になっています。チーム初の５連勝を飾った次の試合で、喜んだオーナー会長の三木谷が視察に訪れたそうです。そこでチームは０−４と大敗。２日後、監督の解任が決定されたそうです。最悪ですね。
みなさんも知っての通り、こいつは楽天の三木谷です。2003年に経営破綻したチームの営業権を落札。そこまではよかったのですが、最初に日韓ワールドカップで人気のでたイルハンを獲得しました。「ワールドカップ以降、まったくパッとしなかったイルハン？」とサッカーファンの誰もが思いました。結果、イルハンは年俸４億円で出場３試合という素晴らしい結果を残して逃げて行きました。また、チームが迷走し、低迷するなか2005年にはチームカラーを独断で変更します。三木谷が卒業した一橋大学のカラーであるクリムゾンレッドに変えたのでした。三木谷がまったくサッカーをわかっていないことを象徴するような２つの事件でした。
そして、ついに2005年チームはJ２に降格します。そこからやっと神戸は方向転換を開始します。育成部門の充実を図るなど中長期的な展望を持ち、チームの強化をしてきました。サッカーをわかっている人たちに経営を任せたのでしょう。そして、2007、2008と激戦のJ リーグでそこそこの成績を残しました。いまのJ リーグでは２年連続でまともな成績を残せるチームは数少ないのです。チームに関わってきた人たちは、「来年こそはタイトルを」と誰もが考えていたことと思います。そのなかで今回の事件は起きました。
何度も逮捕の噂が出ていたけど、いまからでも遅くないからいかがですか？
◉神戸非情…続投要請松田監督を１戦でクビ
http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20081205-436878.html
『１１月９日の東京Ｖ戦で５連勝を飾り、クラブは翌１０日に正式に続投要請した。事態が急変したのは同２９日の川崎Ｆ戦。三木谷会長が視察する前で０−４と屈辱的大敗を喫し、２日後の今月１日に続投要請を破談にする非情の通告を行った。同社長は「いったんは（続投を）要請しながら、お断りするのは苦渋の選択。よりステップアップするための判断」としながらも「それ（川崎Ｆ戦）がなかったとは言えない」と川崎Ｆ戦の大敗が要因になったことを認めた』
