きのうマンガを送ってもらったと書きましたが、雑誌も送ってもらいました。まずは、渋谷陽一責任編集の『SIGHT』から。
- 出版社/メーカー: ロッキング・オン
- 発売日: 2009/02/28
- メディア: 雑誌
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私はこの雑誌が気に入っているんですよ。ハノイに来てからも欠かさず買っています。でも、今号の第2特集には、微妙な寂しさが漂っていました。いや、町山智浩さん、藤原帰一さんなどインタビューに応えられた方々の話はとてもおもしろかったです。しかし、特集のタイトル「オバマはロックで勝ったのか?」ってどうなんでしょう? どなたかそんな印象を持たれた方はおられたでしょうか? 「ロックで」って言うなら、前回のケリーはなぜ勝てなかったんですか? ロックスターの応援は今回と同じようにありましたよ。
渋谷陽一の「ロックは」で始まる発言の数々は、政治家の言う「道路は」で始まる発言と変わらないですよね。つまり、自分の利益のある方へ読者を誘導したいだけってことです。「ロック利権」とかあるんでしょうかね? 今回のアメリカ大統領選挙では、「特定の人たちのために」ではなく「アメリカのために」ということが語られていたはずです。ブルース・スプリングスティーンはロック普及のためにオバマを支持したわけではないですよね? そんな嫌らしい発想は絶対しないですよね。みんなに危機感を共有して欲しかったんですよね。ゲストの方々の発言を理解できるのであれば、少なくともこのタイトルは変更したと思います。とても残念です。次号は、どうしよう?