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日本貿易会の貿易動向見通し。

かんべえ こと吉崎達彦さんが「日本貿易会の貿易動向見通し」を紹介されていました。輸出の落ち込みの酷さと、食料品の輸入の落ち込みなどについて書かれていました。12月6日、8日に書かれています。


◉かんべえの不規則発言(12月6日、8日)
http://tameike.net/comments.htm
『日本貿易会の貿易動向見通しが出ましたので、例年通りご紹介をば。2009年度の通関ベース見通しは、輸出が57.0兆円で輸入が52.6兆円。かなりショッキングな落ち込み方です。輸出は07年度が85.1兆円でしたから、わずか2年で28兆円の減。これだけ減ったら供給過剰になるのは当たり前。巷間「デフレギャップが35兆円」などといわれますが、その大部分は外需の減少で説明できてしまうのだ』
『輸入を見ても、驚くべき現象がある。食料品の輸入は例年、ほとんど変化がない。過去4年間の推移は5.7兆円、5.8兆円、6.0兆円、6.0兆円である。それが2009年度の予測は4兆9820億円。あっと驚く5兆円割れだ。人間が食べる量がそんなに急に減るわけがなく、消費者の低価格志向によって魚介類ではマグロやエビが値崩れし、肉では牛から豚や鳥へのシフトが起きているらしい。(中略)世間では二次補正が問題になっていますが、これを見る限りやはりある程度の規模はあった方が良いように思われます』