ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

KinKi Kids × 松本隆 。

きょうは松本隆さんが作詞したキンキの曲をリスト化してみました。1曲目から「ジャニコノ」を書きたかったんですけど、きょうは疲れているので…また週末にでも。並べてみて驚きました。9曲しかないんですね。もっと多いと思っていましたよ。やはり、松本作品の存在感の大きさがそのように思わせていたんでしょうね。



まず、『 Kissからはじまるミステリー』『硝子の少年』の発売日が同じですが、『 Kissから…』は『金田一少年の事件簿』の第2シリーズのエンディングテーマだったので96年にテレビで流れています。順に見て行くと、Kiss しただけで舞い上がってしまった初恋から、一夜を共にした『このまま手をつないで』、未来を預ける価値のある人との恋を描いた『薄荷キャンディー』といった感じで並んでいます。ここまでは KinKi Kids の成長に合わせて、歌詞の登場人物も大人へと成長しているのがわかります。そしてまだ、大人の恋は成就していないこともわかります。たしかに、このままでは終われませんよね? みんなのために「はっぴぃえんど」を書いてもらわないと。


Kissからはじまるミステリー(97年7月発売 Aアルバム収録)
◉ 硝子の少年(97年7月発売 1stシングル)
ジェットコースター・ロマンス(98年4月発売 3rdシングル)
◉ このまま手をつないで(98年8月発売 Bアルバム収録)
シンデレラ・クリスマス(98年12月発売 5thシングル) 
Happy Happy Greeting(98年12月発売 5thシングル)
ボクの背中には羽根がある(01年2月発売 11thシングル)
薄荷キャンディー(03年8月発売 18thシングル)
スワンソング(09年10月 29thシングル)
 

あと、今回はじめて気がついたんですけど、海を舞台にしている曲が多いですね。9曲中6曲ですか。なにか意味があるんだろうか? 「君の向こうに海が透き通るよ 不思議」「波はジェットコースター」「星が沈む海に太陽が昇る」「何かを言いかけて海がおしゃべりをやめる 悩んで沈んだ日々もそばにいればホッとした」「静かに満ちて行く波のつづれ織り 何度も泣かせたね ごめん」「君の優しい白いて 海の青さにも染まらず」と。残りの3曲も水がらみの表現があります。『硝子の少年』と『このまま手をつないで』は「雨」。『シンデレラ・クリスマス』は「雪」。おまけに『このまま手をつないで』には「君の脱ぎ捨てた色とりどりの 服の波間えと沈めば 風の微かな匂い」という表現もありました。次回から1曲ずつ書いて行こうと思います。


◉ジャニーズの教科書。まとめ
http://d.hatena.ne.jp/wakita-A/20150921/1442805451