ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

つかこうへい さん 死去。

一時、団塊世代(1947〜1949年生まれ)の有名人をリスト化する書籍を企画しました。結局、力不足で書籍化するまではできなかったのですが、この数年に生まれた政治家、芸能人、文化人の多さに驚きました。村上春樹糸井重里北野武細野晴臣、森進一、矢沢永吉、本宮ひろし、荒俣宏星野仙一鳩山邦夫上野千鶴子、などなど、影響力の大きな人物がたくさん並びました。そのなかに劇作家の つかこうへい の名前もありました。



つかこうへい さんと言えば、まずは 深作欣二 監督の『蒲田行進曲』ですね。これは大好きな映画です。小説もあとから読みました。二枚目スターの 銀ちゃん のキャラクターはとても素晴らしいです。そして、先に書いた「団塊本」のために『飛竜伝 神林美智子の生涯』『幕末純情伝』『娘に語る祖国』なども読みました。ジャニーズで言えば『熱海殺人事件』ですよね? SMAP 草なぎくんと演技について、最初に意識したのは つかこうへい さんの彼を絶賛するコメントからだったと思います。下の記事では その前に舞台『熱海殺人事件』に出演していた 少年隊 錦織さん のコメントが掲載されています。交流が続いていたんですね。いい話だ。


◉少年隊・錦織「正義のにおいがする芝居」
http://www.sanspo.com/geino/news/100713/gnj1007130504011-n1.htm
『劇作家、つかこうへいさんが肺がんのため62歳で今月10日に死去していたニュースは12日、驚きと悲しみの衝撃波となって演劇界、芸能界に伝わり続々と“門下生”の俳優、女優が、偉大な演劇界の巨星に向けて追悼の言葉をつむいだ。99年の「蒲田行進曲」に出演した少年隊の錦織一清(45)は、サンケイスポーツの電話取材に「僕にとって一番信用できる演出の先生だった。(中略)「蒲田−」の時は「稽古というより訓練みたいに厳しかった」と懐かしそうに振り返る。その後も「しょっちゅう飲みに連れて行ってもらって、ずっと芝居の話をしていた。価値観が似ていると感じていました」。最後に会ったのは錦織が演出した昨夏の「PLAYZONE」をつかさんが観劇に訪れた際で、「『(演出家として)チェックしてやる』なんて言われた。その時は元気だったんですが…」』