ハノイの日本人

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中国で日本向けに生産されている軽工業はもう限界?

この記事は興味深いです。軽工業というのは 100円ショップの商品を想像すればいいそうです。ベトナムに進出して来ますかね? でも、ベトナムもすでにワーカー不足と言われてますよね? 


◉100円ショップ商品はもう中国では作れない=新天地へ向かう軽工業企業
http://kinbricksnow.com/archives/51621855.html#more
『中国の軽工業は日本向けには最早使えないところが増加。未来が不透明になりつつあるという。(中略)原因の一つは価格の上昇である。日本でデフレが続き、これまでは中国でかろうじて商品化できていた商品群の価格帯が、もはや日本の市場価格に合わせることが不可能になったという点が大きい。(中略)労働者不足の問題も深刻だ。内陸部でのインフラ整備が続く中、沿海部に集まる出稼ぎ労働者の数が大幅に減少している。旧正月休みに帰省した後、田舎から帰って来ないケースが多い。さらには外資が設立したIT企業等が増加、そこに就労する者も多いことも工員減少に拍車をかけているようだ。労働者不足は納期の遅れを招いている。加えて中国国内の原料価格高騰も軽工業に暗い影を落としている。プラスティック成型品の価格は30%以上上昇。コットン価格は昨年の2倍に達した(世界的な綿花価格高騰の影響もある)。もはや余程の企画力等があり、市場でのヒット確率の高い新商品を開発できる会社以外は、中国の軽工業を使用するメリットは大幅に減少したようだ。昨日、お会いした方は「ホンダで賃上げデモが起きた時に終わったよ」と話している』
 

◉ホンダから始まる賃上げ要求の流れ、中国工場ストは何を意味するか(2010年6月4日)
http://www.afpbb.com/article/economy/2732982/5836602
『自動車大手ホンダ(Honda)の中国工場が前週〜今週、賃上げをめぐるストライキで操業を停止した。4日から徐々に稼動を再開する見込みだが、生産ラインが止まるという前例のない事態に、日本企業は中国市場への進出計画を見直す必要に迫られそうだ。急成長する経済とともに中国人労働者の賃上げ要求は強まっており、コスト増大に直面する日本企業の頭痛の種となっている。その一方で、中国人労働者の所得が増えれば、高級品需要の高まりが期待できるというとらえ方もある』