ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

ベトナム株、反落。利上げ。

きょう一番読んでおきたい文章は 自民党河野太郎さんの文章『再生可能エネルギー100%を目指す』です。原発大国フランスから サルコジ大統領がこの時期にやってきました。そして、菅直人首相を説得したようで「エネルギー政策の転換」はどこかに葬られそうな状況です。そして、その日に書かれたのが下の 河野太郎さんの文章なのです。あわせて『無計画停電は必要ない』という文章も書かれています。停電なんてしなくても電力が賄えることをデータを示して話されています。日本の首相には 河野さんのような人がなるべきではないでしょうか? 


再生可能エネルギー100%を目指す(河野太郎
http://www.taro.org/2011/03/post-970.php
『311以後、日本の、そして世界のエネルギー戦略は変わらざるを得ない。特に日本のこれまでの誤ったエネルギー政策は転換されねばならない。エネルギー政策を転換するという強い政治のリーダーシップの下、それを実現するための合意形成とルール作り、そして技術開発が求められる。今後、原発の新規立地はできないし、政治的な決断で原発の新規立地を止めるべきだ。この場合、40年で原発廃炉にするということを考えると、ほぼ 2050年までに日本の原発は止まることになる。具体的には、2020年までに20%の省エネ・節電を実現し、廃炉になる原子力の分を天然ガス再生可能エネルギーで補っていく。(中略)2010年末に全世界の風力発電の設備容量は1億9千万KW、それに対して原発は3億8千万キロワット。このまま推移すれば、あと5年で風力発電の設備容量は原子力発電の設備容量を追い抜くことになる。実際は、市場の拡大により、あと3年で風力と原子力の設備容量は逆転するだろう』


サルコジ大統領「原発は推進するか否かではなく、安全性をどう高めるかだ」
http://news.nicovideo.jp/watch/nw47697
菅首相は、まず福島第1原子力発電所の事故に対する検証を徹底的に行うとしながらも「原発をより安全性の高いものにしていく努力が日本においても国際的にも必要だ」とし、サルコジ大統領が唱える世界的な安全基準の策定に意欲を示した。会見の終わりにサルコジ大統領は「明日、原子力エネルギーを全て廃止することになった場合、それによって我々が何を失うのかを考えなくてはならない。原発を推進するか否かではなく、国際的な基準の策定によって(原発の)安全性を高める。それ以外の方法はないのではないか」と語り、改めて原発の必要性を説いた』


上杉隆 緊急インタビュー(Time Out Tokyo )
http://www.timeout.jp/ja/tokyo/feature/2754
『事故発生当初から「東電は事故に関して隠している、嘘を言っている」「政府は騙されている。メディア、記者クラブは、東電が最大の広告主、クライアントだから遠慮して言えないのではないか」と、自分の出演しているメディアやラジオ番組で言い続けていました。すると、番組終了後にプロデューサーが来て「今月末で番組を降りてくれ」と言われて番組を降ろされました。別の番組でも東電を批判したら、そちらでも「降ろせ」となって。しかし、その番組のプロデューサーは強い人で、逆にスポンサーなしで番組をやったんです。他にもいくつかあるんですが、そういう民主主義国家とは思えない状況が起こっていて、TEPCO(東電)や電事連電気事業連合会)を批判すると、どんどんメディアを降ろされる。もちろん、他のフリーランスも同様です。テレビや新聞にとっては、東電は最大の広告主だから一切黙ってしまっている。テレビはいまだにTEPCOのコマーシャルをやっていますよね。今週は新聞の全面広告もやっている。こんなに不祥事を起こしているのに新聞広告をやっている。そんな大金があるんだったら被災地に送ればいいのに』


以前から書いていた通り ベトナム金利の引き上げがありました。これで物価の上昇が止められたらいいのですが。


ベトナム中銀:レポ金利を13%に引き上げ−インフレ加速に対応
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920010&sid=a2wsRK1fXNcg
ベトナム国家銀行(中央銀行)は1日、7日物レポ金利を従来の12%から13%に引き上げた。インフレが2年1カ月ぶりの高水準に加速する中、昨年11月初め以降で7回目の引き上げとなる』


4月1日(金)
ハノイ株式市場 91.05  -0.42(-0.46%) 

  売買高2267万6240株/売買代金3360億3700万ドン

  4営業日続落。上昇銘柄数は113、下落銘柄数159。

ホーチミン株式市場 459.17  -1.96(-0.43%) *VN-index

 売買高1998万9320株/売買代金3983億2100万ドン

 3営業日ぶりに反落。上昇銘柄数は78、下落銘柄数は123。海外投資家は買い越し。


◉3日ぶり反落、リファイナンスレートの100bps引き上げが相場の重しに(ベトナム株情報)
http://www.viet-kabu.com/news_d/general/110401021631.html
『中銀がリファイナンスレートを13%へと100bps引き上げたことが相場の重しとなり、第1節は前日比安く寄付いた。第2節に入ると急速に切り返し一時プラス圏に浮上する。ただ上昇に勢いはなく材料不足の中、徐々に失速し再びマイナス圏に陥る。その後は狭い範囲で揉み合いを続ける。第3節に入っても低調な商いは変わらず前日比マイナスで終了した』
 

◉国連の外部アドバイザーへのインタビュー
http://www.news-sec.co.jp/files/2011040117171801.pdf
『もしベトナム政府が今後も引き続いて貿易赤字と政府赤字を埋めるために海外からの借り入れを増やし続けるのであれば、ベトナムはやがて債務の返済と貧しい人々の生活向上を図るというUNとの約束の板挟みとなるだろう。ベトナム政府は決してそのような事は無いと言うが、ベトナムの大きな問題の一つは金融の不透明さである』