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ホーム・ウズベキスタン戦まとめ。

なんかネットの記事を見てると「最終予選やばい!」みたいな方向で書かれてる記事が多いですね。消化試合に負けただけでそれ?マジで? メディアのみなさんの精神力、かなり弱いのでは? いや、協会も4月、5月に合宿って言ってますね。5月は海外の選手も招集って、休ませなくて大丈夫なのか?


全然問題ないでしょう。最終予選2位以内に入ったらいいんですよ。4チームも出場できるんです。最終予選に出場する10カ国でワールドカップのグループリーグ突破できる可能性のあるチームがいくつありますか? オーストラリア、韓国、日本、そして、、、厳しいと思うけどイランくらいですか? 

最終予選で苦戦する可能性もありますけど、プレーオフ圏内の3位以内は問題ないでしょう(それじゃダメ?)。って言うか、日本と同じグループに入った国が「死の組!」ってショック受けるくらいのもんですよ。



◉日本代表−ウズベキスタン代表 対談レポート(ストライカーDX)
http://www.soccerstriker.net/html/matchreport/wc2014_qualifying/wc2014_qualifying_120229_jpn_uzb_01.html
『北:今の日本で後ろを向いてプレーできる選手といえば、本田圭佑とか前田遼一など。この2人にはマークにつかれていてもパスを出していい部分がありますが、それでは少なすぎる。香川真司は、バイタルエリアでフリーになれた前半はよかったけど、後半は敵がDFラインを上げてセンターバックボランチで香川をサンドするプレスになり、キープが難しくなりました。
 菊地:前半の香川は、前へ前へ行く敵の裏に入れることがあって、そのときはいい展開ができていたんだよね。でも後半はセンターバックが出てきて香川のスペースがなくなっちゃった。
 北:そこを修正されたことによって、後半はいい展開が作れなくなくなったのが日本は誤算でした。ドルトムントでは後ろを向いてプレーできる選手が香川の周りにいて、そこからパスを受けるから香川が生きるんだと思います。でも今日はハーフナー・マイクのところでボールが収まらなかったから、香川が後ろ向きでプレーすることが多くなってしまいました。前線に、キープ力がある選手がいてこその香川。もしくは中央に本田ないしは、中村憲剛がいて、香川をサイドで使うほうがいいと監督は思ったんじゃないですか。今日のプレーがすごく悪かったとは思わない。いいプレーもありましたからね。ただ、日本のメンバー構成を考えたら、香川はサイドで使ったほうが生きるような気がします。』


なぜ負けたかという分析は面白いのですが、うーん、あの試合で語っても・・・どうなんでしょう? たまには「そんなこともある」で済ましちゃダメですか? あっ、後藤さんはウズベキスタン戦をスルーして 韓国 VS クウェートを語ってます。ずるいw いや、とても面白い記事でした。


◉劣勢の韓国、最終予選進出決定。冷静さと集中力でクウェートを下す(後藤健生
http://www.jsports.co.jp/press/article/N2012030212185902.html
『最終戦のホームゲームで韓国は格下のクウェートに勝ちさえすればいいわけだ。普通に考えれば、絶対に有利な試合である。だが、韓国はレバノンに敗れた後、趙広来(チョ・グァンレ)監督を解任し、全北現代を率いてACL決勝にまで導いた崔康熙(チェ・ガンヒ)監督を迎えていた。選手も大幅に入れ替えた代表チームだったが、シーズンオフに入って代表としての活動はできず、クウェート戦の前に8日ほどの準備を行っただけ。シーズンオフ明けでコンディションも万全ではないし、新チームだけにコンビネーションにも問題があるのは当然のことだ。対するクウェートの方は、3次予選突破の可能性を求めて、国内組で固めたチームを中国で合宿させて、ソウルに乗り込んできた。中東の国だから2月はシーズンの真っ盛りでもある。韓国には嫌な条件がそろってしまった。もし、クウェートが勝ったら、韓国の3次予選敗退もありうるのだ。そうなったら、アジアのサッカーの歴史が変わることになる……。(中略)劣勢の中で、少ないチャンスを冷静に決めた韓国の集中力。あるいは、緊張するはずの難しい状況の中でも、きちんと守備を固めながらチャンスを待った冷静さが光った試合だった。また、攻勢を続けながらわずか6分間で2点を奪われたクウェートが、その後も諦めずに攻撃を続けたのも賞賛に値する。ともに、激しいプレーで熱くなる場面もありながら、冷静さを失わず、90分間の試合はじつに見ごたえのあるスペクタクルとなった』


◉監督の力の差で負けた(杉山茂樹
http://blog.livedoor.jp/sugicc402/
『MF 長谷部 4.5 キャプテンらしからぬ落ち着きのない慌てたプレイが目立った。視野はいつになく狭く、展開のパスが出せなかった。パスミス、判断ミスを重ね、チーム全体に不安を増幅させた。所属チーム(ヴォルフスブルグ)で出場機会を減らしている現実と、どう折り合いをつけるか。キャプテンという立場にある選手だけに話は簡単ではない。
 MF 遠藤 4.5 ザッケローニは、国内組のコンディションの悪さを敗因としてまず挙げたが、その一番の対象者はどう見ても遠藤になる。調子のでない長谷部とのコンビは最悪に近いものがあった。潜在的に、この守備的MF2人を賞賛する声は高いが、僕にはこのコンビが2014年6月まで持つようには見えない。遠藤のコンディションが悪いのは、前の試合(アイスランド戦)から分かっていたはず。バックアップを育てる意味でも、他の選手を試すべきだろう。選手はナマモノ。頼りになるからと同じ選手を使いすぎると、ある時、ポカッと穴が生まれる。遠藤、長谷部にはその危険を感じるのだ。』
『僕にはコンディションのせいだけでは絶対にないとの確信がある。サッカーが場当たり的なのだ。パスに展開の要素がないので、ゲームをオーガナイズできない。コントロールできないのだ。ペースをつかみにくいサッカーなのだ。拠り所が局面のコンビネーションになっている点こそが最大の問題だ。それがいい感じで発揮されたときは、一瞬いいムードになるが、それはあくまでも瞬間。長続きしない性質のものだ。基本的にそのパスの難易度は高いので、失敗すれば大ピンチ。この試合の最大の問題は、ボールの奪われ方、奪われる位置が悪いところにあった。「日本は我々にとって難しいプレイをしてこなかった。我々がしたいことをさせてくれた」とは、相手監督の言葉だが、真実はコンディション云々ではなくこちらの方にある。日本よりウズベキスタンの方が、相手に嫌なサッカーをしたことは間違いない。ハッキリ言えば、監督の力の差で負けたといっても言い過ぎではない。このメンバーは、本田がいないだけで、現時点でザッケローニが考えるほぼベストだ。楽観視は禁物。日本代表のサッカーは良くない。危ない方向に進みつつあると僕は思う。』


いつも一番厳しい杉山さんは「監督の力の差で負けた」と書かれています。その理由は「パスに展開の要素がない」ことだそうです。あの試合ではそうですけど、それは 遠藤と長谷部 のコンディションが悪すぎたからではないのでしょうか? もちろん、2人の代わりは育てて欲しいです。増田誓志 とか見たかったです。それに、ザッケローニ以上の監督を連れて来るのは、難しくないんですかね?