きのうの午後、ベトナムの国家銀行総裁が基準金利など主な金利を１％引き下げると発表したそうです。金融政策の転換ですよ。早くないですか？ やっと物価上昇がとまった段階なのに。そして、それを受けての きょうの市場ですが、まったく反応してないですね。これを折り込み済みと見るのか、不安を表したものと見るのか。もしくは、まだニュースを理解してないとか。外国人は大幅買い越しですもんね。明日、注目。
◉預金金利の上限を現行の14%から13%へ引き下げ（マネーベトナム）
http://www.moneyvietnam.com/index.php?option=com_news&op1=hot&sid=30871
『ベトナムの国家銀行（中央銀行）のグェン・バン・ビン総裁は3月6日の午後、記者会見に対して、数日後殆どの主な金利（基準金利、預金金利、リファイナンスレート、再割引金利など）を1%引き下げる計画があると発表した。今回の引き下げる理由について、同総裁によると「年初2ヵ月の消費者物価指数（CPI）の上昇率は2.31%で数年間で一番低い水準となったため。それに、銀行間金利も最近10%に留まっていることと対ドル為替レートが安定していることも上限預金金利の引き下げる政策に影響する」であるという』
３月７日（水）
◎ハノイ株式市場 75.03 -0.17（-0.23％）
売買高１億1810万4520株／売買代金１兆6525億8900万ドン
２営業日続落。上昇銘柄数は89、下落銘柄数236。
◎ホーチミン株式市場 444.02 -0.98（-0.22％） ＊VN-index
売買高１億125万1720株／売買代金１兆4282億2700万ドン
２営業日続落。上昇銘柄数は134、下落銘柄数は100。海外投資家は大幅買い越し。
◉VNインデックス、買いが優勢となるも小幅に続落（ベトナム株情報）
http://www.viet-kabu.com/news_d/market/120307054848.html
『ホーチミン証券取引所前場の取引は前日比マイナスで寄り付く。その後は、昨日に引き続き利益確定売りを集め、下げ幅を拡大していく。下げ止まった後は、急反発。一時反落しほぼ横ばいで推移していくが、終盤にかけて再び急激に値を上げていく。引けにかけては若干値を下げ、前場の取引を終えた。 後場の取引は、小幅なレンジでの揉み合いが続いていく。引けにかけて小幅に値を上げたものの、前日比マイナスで取引を終えた。 本日も昨日と同様に序盤に利益確定売りを集め、大きく値を下げた銘柄が目立ったが、その後は不動産関連株を筆頭に買い先行の相場となった。しかし、前日比プラス圏にはあと一歩及ばず、VNインデックスは小幅ながら2日続落となった』
