ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

アイドル少女残酷物語。

この前、地下アイドルのイベントに一緒に行った Tさんがフジのノンフィクション番組を観て興味を持ったと語っていた。これか。


◉「月給7925円」過酷すぎる地下アイドルビジネスの実態(松江哲明
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121021-00000302-bjournal-bus_all
『番組制作者が何を最初に持ってきて、視聴者の心を掴むのかが気になる。が、そこに現れたのは給料明細の「7925」という数字だった。これはひなたさゆり(19)の月給だ。彼女は地下アイドル。ナレーターの泉谷しげるでさえ、素人向けの撮影会でポーズを取る彼女に対し「これってアイドルの仕事か?」とぼやくが、彼女の収入はこれが主だと思われる。アイドルグループに所属していたが、最近健康上の理由により脱退させられた。彼女はストレスや疲労による過呼吸を煩っている。そんな状況だから家賃はおろか電気や水道の支払いも遅れているらしい。(中略)ライブの盛り上げ役として会場から見ていた彼女は、その最中にサプライズとして新メンバーが加わったことを知らされる。もう自分が入る余地はない。アイドルは10代で芽が出なければ可能性はないと言える。目の前で突きつけられた現実に、またも彼女は過呼吸になる。事務所の社長は慣れたもので、余裕で彼女を抱え、運ぶ。そして後日、陰に引退を勧めるが、ひなたはそれを拒否。「人を楽しませたい」と語る彼女に対し、スタッフは「別にアイドルじゃなくても」と言い返す。長く取材を重ねていろんな面を見て来たのだろう。僕には「もう十分じゃないか」という風にも聞こえた。しかしひなたは「私はアイドルがいい」と微笑み、言い切る。金のない彼女はコンビニから貰ったおでんの汁をすすり、美味しそうに飲み干す。これはもはや宗教だ。信じるものに対し、疑いがない。そして彼女にとって失敗は罪なのだ』