中国で NHK 紅白を観て来ました。こちらからではなぜか観れないんですよ。今回は見所がたくさんあって、いつもの年より面白かったですよね。
美輪さんの『ヨイトマケの唄』も素晴らしかったですが、やはり、私が一番印象に残ったのは ももいろクローバーZ でした。凄い気迫でしたよね。吉田豪さんは『行くぜっ!怪盗少女』1曲丸ごと観たかったとツイートされてました。それにも頷きつつ、私は『サラバ、愛しき悲しみたちよ』で叫んでる彼女たちも凄くかっこいいと思いました。
紅白で歌うことを想定して、戦う姿勢をあらためて示した曲ですよね。また、ボタンを押してて大丈夫なのか?と思いましたけど。2008年の大トリ 氷川きよし『きよしのズンドコ節』に匹敵するパフォーマンスだったと思います。例え、気迫を込めて歌ったとしても、それがちゃんと視聴者に伝わらないことだって多いですしね。本当に凄いことなんですから。
ももクロ のマッチアップの相手が 関ジャニ∞ だったことが、また面白かったです。関ジャニ∞ も2曲で『浪花いろは節』と『無責任ヒーロー』。初出場ということもあるでしょうが、最近の曲をやらずにデビュー曲と代表曲を歌ったわけです。まず、渋谷すばるが頑張ってましたよね。やはり、彼は 関ジャニ∞ にいなくてはならない存在だと示してくれました。三馬鹿事件の後なので余計にうれしかったです。
『無責任ヒーロー』はいい曲ですよね。次の日には「バブルがなんたら IT かんたら」という検索で、このブログを見に来てくれた人もいましたよ。でも、関ジャニ∞ と ももクロ、もし審査員だとしたらどちらに丸をつけるか? やっぱり、ももクロ につけると思います。
『無責任ヒーロー』は 2008年の曲です。それからもう5年近くが経ってますからね。「やっぱり、責任を取れない人では困るよな」今はそんな空気があるわけです。不景気感が 2008年よりもずっと重い。でも、今年で不景気は終わるでしょう。新しい時代に更新した関ジャニ∞ の曲を待っています!
一方、ももクロ はいろんな物を背負って、それでも戦いに勝ちました。新しい時代が来たのです。上の動画はその証明でしょう。そして、新たな目標を「国立」に定めたわけです。現在、嵐 が連続して行っている国立ですよ。これは ももクロ のスタッフの優秀さを感じさせる戦略です。やっと、オリコン以外の指標が注目されだしてるわけです。CD の売上枚数よりも、どのくらいの規模の集客が可能か? それが話題になるようになりました。さよなら、オリコン! お疲れさまでした。