京都⇒東京⇒高松⇒京都って感じで帰って来ました。まず批評再生塾。先週このブログで私が他の受講生に対してビーフを仕掛けました。みんなドン引き。ヤバかったです。おかしいな。ちゃんと私が格下であることを示した上でトップをからかいに行ったのに。なにがダメだったのか? 韻を踏んでなかったからか? 厳しいな。最近 WOWOWで『Straight Outta Compton』やってるんだよね。
80年代、ラップと言えばニューヨークのものでした。だから、輸入盤屋に貼ってあるビルボード・ランキングでLAのグループが大人気と知るんですけど、なにが起こってるのかさっぱりわかりません。みるみるトリプルミリオンとかなってて。当時インターネットはありません。雑誌では過激な歌詞が人気のグループだと『Fuck Tha Police』のことが紹介されてました。ギャングスタ・ラップの誕生です。でも、その歌詞を書いたアイス・キューブだけでなく、もちろんドクター・ドレがいたわけです。『Dopeman』の音とか最高ですよね。なんの話だっけ? そうコンプトンでなくてよかったという話。ビーフきっかけで殺し合いとか怖過ぎる。
◎11月18日(水)京都⇒東京:新幹線、1万3000円ほど(批評再生塾)
◎11月19日(木)羽田⇒高松:ANA、9900円ほど Corneliusライブ
◎11月20日(金)温泉、本屋めぐりなど
◎11月21日(土)高松⇒京都:バス、4990円
正直、困ってます。これまで批評再生塾にハマってたんですよね。アイドルよりサッカーより課題を書くことに熱中してたんです。でも集中が切れた。なんとかもう一度ファイトしたいと思ってるんですけど本も読めない。楽しむ為にはちゃんと批評の文章が書けるようにならなければならない。授業はとても面白かったです。今回は美術批評家の黒瀬陽平さんとレギュラーの佐々木敦さん。A4の紙にびっしりメモを取りました。その話はまた別に書こう。
熱があって授業の後半はぼや〜んとしてました。明日ぜったい風邪引くだろうなって。24時くらいに授業が終わってネットカフェで数時間寝ました。朝5:30に羽田に向けて出発。空港に着いたらボードに、台風で伊丹空港かもしくは引き返す可能性もありと書かれてました。結局、大丈夫だったんですけど、機内は結構ゆれました。空港に着いたら海鮮丼でも食べようと思って羽田では我慢したんですけど、うどんしかない。あんなの小麦の固まりなのに! うどん県・・・知ってたけど。
高松市街に出て、ホテルにチェックインできる時間までネットカフェで寝てました。今回泊まったのはゲストハウス『TEN TO SEN』。まだ新しいきれいなところで、広くて使いやすい共有スペースで最初にいろいろ紹介して頂きました。小麦以外が食べれるお店とか、温泉とか、本屋さんとか。夜コーネリアスのライブは素晴らしかったです。バンドサウンドと映像がリンクしてて、時折ストロボの激しい光が襲って来る。歯磨き粉が飛び出す映像とか最高に面白かった。
次の日は少し元気になって、教えてもらった仏生山温泉に。ことでん瓦町駅で「おんせん乗車入浴券」を1000円で購入。ことでんの1日乗車券と、うちわとタオルと温泉入場券つき。この温泉、なかで本が読めるんです。古本が1冊200円で売ってます。私も1冊持って入りました。でも誰も読んでないw 頑張って30分ほど読みました。まだ外でもそれほど寒くない。だけど風呂上がりにふらふらした。こんな記事がありました。ここでインタビューをしてる藤井さんにもきのう会いました。気になる本がたくさんあって、どれを買えばいいか迷った末に2冊買って来ました。そう言えば、温泉に行く途中でカフェがあって、そこでナウシカ読みながらコーヒーとオレンジピールのホワイトチョコ食べました。美味しかったです。他にもこの街で行きたいカフェがあったんですけど、疲れて行けませんでした。
◉なぜ温泉を始めたのですか?(藤井佳之×岡 昇平)
http://qonversations.net/trip/setouchi/fujii_oka/6618/
『高松でのインタビュアーを務めてくれるのは、高松市街で完全予約制の古書店「な夕書」を営む藤井佳之さん。その藤井さんがインタビュー相手として挙げてくれたのは、高松・仏生山温泉の番台を務め、さらに仏生山の街全体をひとつの旅館に見立てる「まちぐるみ旅館」計画なども進めている建築家の岡昇平さんです。それぞれ東京の出版社、建築事務所で働いた経験を活かし、その後高松に自らの拠点を持ちながら、独自の活動を続けているおふたりが、岡さん設計の仏生山温泉の素敵な休憩室で語り合ってくれました。』
またゲストハウスの近くまで戻って来て、そう近くにメイドカフェ『茶々娘』があるんですよ。前にも行ったとこなんですけど、今回りこさんというメイドさんにいろいろ教えてもらいました。すぐ近くの商店街の角にパティスリー・スミダという米粉スイーツのお店があるんです。経営者の方が小麦アレルギーだそうです。梨のタルト美味しかった。こんなお店が近所にほしい。夜食用にマドレーヌを買って来ました。
ゲストハウス『TEN TO SEN』でBOOK SHOP MAPをもらい、近所の書店カフェにも行きました。本屋ルヌガンガは素晴らしい品揃えでしたよ。夫婦で経営されてるようです。東浩紀『観光の哲学』や大澤聡編著『1990年代論』が積んでありましたし、佐々木敦『ニッポンの音楽』他新書3冊も並んでました。欲しい本がいっぱいあったんですけど、重くなっても困るので2冊だけ購入。うち1冊が東大出版からでてる酷いアイドル本で、こういうのをぶっつぶすために書かねばならないと少し元気がでました。そのうち紹介します。また高松行きたいです。