ハノイの日本人

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ハロコンの感想。ソウルシンガーとポップスシンガー

 

ハロステに7月12日に中野サンプラザで開催されたハロコンの映像がありました。譜久村聖僕は君に恋をする』と船木結『大阪で生まれた女』です。この前、福岡の感想で譜久村さんを評価して、船木さんはそれほど評価しなかったんです。その理由を少し書いてみます。たぶんソウルシンガーとポップスシンガーの違いみたいなことですね。下の映像で 9:30あたりから始まります。

 

 

譜久村さんは平井堅の曲。平井さんはソウルシンガーですよね。船木さんは既に亡くなられている河島英五の曲。河島さんはニューミュージック、フォークの歌手。でも聴けばわかるようにニュー演歌です。東アジアのソウルミュージック。だからソウルミュージックの歌い方をしているかが評価の違いになります。二人とも丁寧に歌っています。譜久村さんは7月の時点でまだ歌いこなせていない。でも真面目な方なのでかなり練習したんでしょう。ひと月後には堂々と歌えていました。船木さんは福岡で聴いたのと同じくらい既に歌えています。把握するのが早いんでしょう。でもソウルにしては軽いのです。これは段原瑠々さんにも感じたことです。

 

段原さんは坂本九見上げてごらん夜の星を』を歌いました。段原さんはハロプロ内で実力を評価されている方です。福岡で聴いたときもうまいと思いました。伸びのある素直な歌唱は魅力です。しかし、この曲を歌えているとは思えませんでした。坂本九はソウルシンガーなので。たぶんポップスシンガーのイメージが世間的には大きい。でも声は軽くないですよね? 軽快だけど色彩がある。世界的にヒットした『上を向いて歩こう』はソウルミュージックです。その辺りもヒットの理由だと思います。

 

ハーレム・スクエア・クラブ1963

ハーレム・スクエア・クラブ1963

 

 

ハロプロの楽曲もファンクディスコが多いように、ソウル系の歌が主流です。だから、もし歌唱力を上げたいのであれば、この2人を聴くのから始めたらいいと思います。スモーキー・ロビンソンのなんでもいいからベスト盤。サム・クックのハーレム・スクエア・クラブでのライブ。歌い方を真似しろというのではなく、あくまでもフィーリングの話です。これらを聴き込んで、良さがわかるようになったら自分の好みに合う女性ヴォーカルを探すといいのではないでしょうか?