ハノイの日本人

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Maison book girl 解散の理由。

 

9月10日に新しい文章を公開しました。そちらをご覧ください。

 

 

 

 

本日は京都サンガの試合に行かず、ディズニーランドの横にある舞浜アンフィシアターで行われた Maison book girl のライブに行きました。4月2日に有楽町であった4時間にわたる全曲ライブの最後で、次回のライブが舞浜であると告知されたんです。そのタイトルが問題でした。ブクガの東京で行われる重要なライブでは、『Solitude HOTEL』というタイトルが付けられていました。そして、回を重ねるごとに1F、2F・・・と進んできて、9Fのあとが今回のライブで『Solitude HOTEL 404』と表記されていたのです。ネット上では「404は NOT FOUND」の意味じゃないかと囁かれていました。

 

 

でも発表がなかったんです。解散発表のないまま本日ライブが開催されました。私は最後だと思って3万円の席を取りました。いい席でした。3列目。1列目がなかったから実質2列目ですね。しかも円形のステージの中央から少し左に行ったところ。しかし、今日は大きな失敗をしていました。e+でチケットを買ったのですが、何も考えずに iPad でダウンロードしたんです。会場でスマホを開いてもチケットは表示されません。焦りました。でも席番号は覚えていたので、開演してからその席が空いてるのを確認していただき、やっと入場の許可が降りました。危なかった。

 

まだe+ でライブの配信が観れます。前半は配信の方がいいですね。かっこいい。でもメンバーが消えるプロジェクション・マッピング?みたいなのは、会場で観た方が驚きました。イリュージョンや!! ライブは唐突に終了しました。結局、解散は私の思い込みだったのか?と納得行かない感じで会場の外に向かいました。しかし、出口の手前で青い紙が渡されたのです。そこにはブクガのサイトのアドレスが書かれていました。そうなんです。ネット上からブクガのサイトが消失したのです。今日はなぜ Maison book girl は解散する必要があったのかを書こうと思います。私は今年に入って Maison book girl の名前の意味を知ったんです。それを知れば誰もが解散の理由に納得すると思います。

 

 

以前、上の文章で少し触れました。1989年に起きた宮崎勤の連続幼女殺害事件です。宮崎の事件は「おたく」という言葉と共に、あるイメージを広めたという話です。宮崎が逮捕されたとき、テレビや新聞などの報道陣が、彼の部屋に入り込み、その異様な様子を全国に放送したのです。その部屋には、本、雑誌、ビデオテープなどが高く積まれており、窓がどこにあるかもわからない状態でした。「おたく」という言葉が広まるの同時に、その特徴として、この様な異様な部屋に住んでいると報道されたのです。全国のおたくたちは犯罪者扱いされたのでした。

 

そう、Maison book girl という言葉を聞きた時点では、まさか宮崎の部屋からグループ名が来てるとは思いもしませんでした。本の部屋の少女。確かに、サクライケンタさんが書く歌詞には、危うい言葉がそこかしこに存在します。しかし、それにしてもサクライさんの性的嗜好を表現に昇華しているのだろうと推測していました。でも宮崎勤が殺した少女は4人だったのです。それに気づいて私も驚きました。メンバーは4人でなければならなかったのです。宮崎の部屋で生き続ける少女たち、それがブクガのコンセプトだったのです。

 

追記:こう書くと、危ない表現だから解散したと思われるかな? そうじゃないです。サクライさんが解毒されたことが理由でしょう。昨年の配信ライブでは部屋から出るという表現がありました。

 

 

今日のライブでメンバーは立派なパフォーマンスを見せてくれました。ダンスが綺麗だった。素晴らしかったです。手紙のシーンが凄かった。でもあれも主語がだれかで随分意味が違いますよね・・・やめとこ。

 

でもなんで舞浜でやったんだろ? もっと夢かわいいステージになるのかと思っていました。あと私の大好きな曲、『夢』がほとんどアカペラだった。その歌声は素晴らしかったけど、あの曲は隠れワルツなのもいいとこなのに、とか。『cloudy irony』に至っては、タイトルだけで『river』だったのか? まあ色々あった。8月に出る DVD で色々語られるのか? 最後の1年は大変だったでしょうね。メンバー、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。本当に楽しませてもらいました。ありがとう。