ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

新海誠監督『すずめの戸締まり』を観た。

 

 

 

昨日、やっと観てきました。素晴らしかったです。帰ってきて神戸で観ようと思ったけど、日本が寒くてやたら眠くなった。映画観るの無理だと思って。高知に戻ってから行ったわけです。

 

 

会場は満員で、そのほとんどが中高生でした。すごいよね。公開からしばらく経っているから、みんな口コミとかで来てるんでしょ? グループで来てる子たちも多かったし。新海監督は、この世代の心に訴える作品を作り続けてる。

 

 

映画『君の名は。』は台北で観ました。日本では大ブームになってて、もう少し落ち着いたら観に行こうかと思ってました。ちょうどモーニング娘。のライブが台北であって、そこで公開前のプレ上映がやっていたんです。ここでも二十歳前後の若い人たちでいっぱいでした。アマプラで久々に観たけど、本当によくできた作品だと思います。

 

 

しかし、震災を連想させる映画だったことで、批判的な批評があったことも事実です。新海監督も言ってるように、まだ距離が取れる時期でもなかった。そして、この作品をどう受け止めるべきか、制作に関わった人たちも、作品を観た人たちも、ことあるごとに考えてきたわけです。

 

 

 

 

次の映画『天気の子』は、偶然にも京アニ事件の翌日に公開されています。孤独と暴走というテーマが読み取れる内容でもあり、事件と作品を切り離して考えることが難しかった。なので私もこの作品について、文章を書きました。以下で読めるので、興味ある方は読んでください。

 

 

 

そして、今作です。映画『すずめの戸締まり』。震災というテーマをそのまま放置しなかったということに、まずは敬意を払いたいです。映画監督が、映画を撮ることをテーマに作品を作ることがありますが、この映画を観ててもそのように感じました。

 

 

ただ、私はみんなよりも『すずめの戸締まり』を遅く観たのです。また事件が起きてしまった。社会学者の宮台真司さんが何者かにナイフで斬りつけられ、重傷を負った事件です。最近の宮台さんは「自力救済」の話をよくされていました。以下の文章で大体の内容がわかります。

 

 

 

宮台さんの事件の犯人はまだ捕まっていません。私も書きたいことがあるのですが、犯人がわからないまま書くのも違うと思っています。でも犯人が捕まるとは限らない。なので今年中には書くつもりです。

 

 

映画『すずめの戸締まり』についても文章を書く予定です。来年になると思いますが。3部作として考える内容になるかな。