昨夜のベスト8の2試合、面白かったですね。私は現在体調を崩し気味なんですが、なんとか最後まで見れました。て言うか終わってからもテンション高くて、なかなか寝付けなかった。
ワールドカップの熱戦を観ていて思うんです。サッカーのスピードは極限まで速くなり、選手のぶつかりはどこまでも強くなり、ポジションは目まぐるしく変わる。はっきり言って着いて行けてません。Youtuber の解説観て、楽しんでいます。もっと選手のことをわかっていれば違うんだろうけど、普段ヨーロッパのサッカー観てないので。
以前、サッカー日本代表の人気が落ちだしたときに、メディアで語られるサッカーの話が、なぜか「手」の話ばかりな事に気づきました。例えば渋谷の交差点で試合後に行われるハイタッチです。また当時はサッカー中継ですら「手」の話で盛り上がりました。松木さんが叫ぶ「いまのハンドだろ!」。たぶん松木さんは直感的に気づいていたのかも。
サッカーの話は私たちが思っている以上に、テレビ視聴者には難解なのです。「足」から遠ければ遠いほど、世間は安心して盛り上がることができる。そう今大会で言えば森保監督ノートです。
ハイレベルなサッカーの複雑さと対極にある。ひと目観てわかる「こりゃだめだ」感。「幸せにつつまれる」ってなに? ピッチに一番近くて、試合からあまりにも遠い場所。みんなそれを観て直感的にホッとしたんだと思います。監督もわかってないんだから、私たちだってわからなくても大丈夫。
日本代表の観戦では、このほのぼの空間に耐えられるかが試されます。ベスト8の熱戦を観てて思いました。日本代表はなぜここにいないのか。とりあえず、森保監督ノートを心の中で焼いてから、そのことをゆっくり考えましょう。「手」よりも「足」のサッカーに集中です。