またロシアで事件が起こりました。今度は反体制派で獄中にいる活動家・ナワリヌイ氏が死亡。プーチン大統領に殺されたのではないかと騒がれています。怖いですね。この人物は 2020年にも毒を盛られて死にかけたことがある。当然そのときもプーチンが疑われた。
でも今回はプーチンが世界中から注目を集めたタイミングです。わざわざ獄中にいる人物を殺すだろうか? どんなメリットがあるの? 追悼で集まった人が拘束? かなり面倒なことになってる。
ロシアの出す情報が当てにならないと報道は言いますが、米国側の情報だって信用できないことはもうわかっている。今にもウクライナがロシアに勝利するという情報をさんざん聞かされてきたのだから。事実がわかるのはプーチンが死んでからか?
映画『ナワリヌイ』も話題。かつてはネオナチとも手を組んでいたそう。2020年に殺されかけたときの手口も公開されている。アマプラで400円、観ようかな。
音楽の話。今年に入ってから既にいくつかライブを観ています。それぞれいいライブで、楽しく見させてもらいました。日本がまだ平和だからですよね。未来にも素晴らしいサウンドが響いていますように。
実はいま、ターニングポイントにいる気がしています。半世紀にわたる音楽リスナー歴の末、ついに終着点についたのではないか? そう思わせられる昨年だった。
ここ5年ほど、ずっとデザインされたサウンド、「新しい音響」について書いてきました。しかしグローバルヒットだけでなく、最近では J-POP のサウンドもかなり良くなっています。次の一手を考えだしているミュージシャンもいることでしょう。
私は昨年、素晴らしい音響のライブを何度か体験しました。もうこれで十分、満足だと思える程の素晴らしい体験でした。その一方で、まだまだもっと良くすることができると思うライブもたくさんありました。
全体的なレベルは上がっていると思いますが、多くのライブでは、音像がステージ上にあったり、スピーカー付近にあったりします。要するに座席の位置によって違うサウンドを聴くライブ。ライブ音響は開拓の余地がある。スタジオ、自宅で鳴らすサウンドをライブ空間全体に拡張する。そこにいる全員をサウンドに沈める。それは可能です。
こんなこと書いてると、テイラーがどんなサウンドでライブしたのか気になるな。いくら東京ドームで、しかも高額だとしても、観とくべきだった。映画でいいからもう1回やってくんない? ビヨンセも。
私には正解と思うサウンドがあります。でも言葉でそれを伝えるのは難しい。素晴らしいサウンドを作れる音響さんを中心にしたフェスがあればいい。
海外に出て行くようなミュージシャンを全て、そのフェスに登場させ、いいサウンドを体験させる。有望な若い音響さんにもそれを体験させる。その先に、次の一手が見えてくるのではないか。
今週のアルバム1位は、SEVENTEEN でした。これは昨年10月に出たミニアルバム。そして4位にベストアルバムもランクイン。凄い人気ですね。彼らはもう10年近く人気を維持してますが、日本ではついに大ブレイクなのか。
2位は にじさんじ所属のユニット ChroNoiR、3位は日プ女子でした。他に、ザ・クロマニヨンズ、MORE MORE JUMP!、オーイシマサヨシ、Billlie、Devil ANTHEM.、BAD HOP、Zhehan Zhang、AK-69 & ¥ellow Bucks、USHER、SNOW MIKU、アサルトリリィ関連、イル・ディーヴォ、初音ミク、マハラージャン、頭脳警察、藤田真央、カネヨリマサル、などが登場しています。