ハノイの日本人

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ベトナムでは贈収賄が普通に行われている? 

◉PCI前社長ら4人を逮捕 ベトナム高官に贈賄容疑(asahi.com
http://www.asahi.com/national/update/0804/TKY200808040237.html


上田義朗さんのブログにPCI 社の贈収賄事件にからんで、「ベトナムのビジネスにおいて、贈収賄が普通に行われているか?」という興味深い内容が書かれている。

ホーチミン市におけるPCI社の贈収賄についてコメント(1)
http://ueda-seminar.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_ed7e.html
ベトナムのビジネスにおいて、贈収賄が普通に行われているか? この質問は難しい。そうだとも言えるが、それは日本人の常識とは異なる。よくベトナム人は「WIN-WINの関係」でやりましょうと言う。これに日本人も納得するが、この発想はベトナムで伝統的であると思う。簡単に言えば、「お互いに利益を分けましょう」という相互扶助である。ホーチミン市の市庁ぐるみの汚職とテレビで指摘されていたが、受け取ったお金を個人が独占したわけではない。収賄側のベトナムでは日常的である。これまでに私が見聞したことを以下で紹介する』


もうひとつ、上田さんのブログから。きのうは日本人バックパッカーのひとたちと一緒にいた。みんなこれからラオスに向かうらしい。そこでも話にでていたラオス通貨高について書かれていた。


ラオスの近況
http://ueda-seminar.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_8e9a.html
『私の滞在していた2001年に1ドル=11000キップ程度であったが、現在は1ドル=8500キップとなっている。私見では、ラオス中部のセポンの豪州企業オキシアナ社による金鉱や銅鉱の開発収入が外貨としてラオス政府に流入しているし、縫製業の輸出も順調なことが「キップ高」を誘導していると思われた。/ ただし「キップ高」の真相は、キップとバーツの為替レートは安定していることを考えれば、単なる「ドル安」と解釈できる。キップ自身の価値が高いのではない。政府が為替市場の管理をするというよりも、市場に任せた結果が対ドル「キップ高」ということであろう。このことでラオス人は、自国通貨に自身をもつようになっていると言われている』